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事業を分解しないと要因が特定出来ない。という話。

 おはようございます。こんにちは。毎週水曜日に配信している本コンテンツですが、「たまに見ているよ」と言われることもあり、徐々に注目度も高まってきていると感じる今日この頃です。いつもありがとうございます。
 Retoolでは今後も様々なコンテンツに挑戦していきたいと思っておりますので、一つ一つにコメントやFBいただけますと大変ありがたい限りでございます。

 さて今日はビジネスにおけるフェーズ分解について話していこうと思っております。プロジェクトマネジメントの仕事についている方にとっては「そんなの当たり前。それが分からなくてどうやって仕事するんだ?」と思われているかもしれませんが、実際に私もお客様と話をしていると意外とその分解が曖昧であったり認識されていないケースが大変多いと感じております。
 そのようなこともあり、今回はこのようなテーマをチョイスしてみました!

ビジネスは仕入(開発)→納品

 大前提ですが、世の中に様々なビジネスモデルがありますが全て「仕入(開発)→納品」のフローであると考えております。
 入り口の仕入で何か価値のあるものを作り上げ加工しお客様に納品する。この一連の流れを持ってして初めて収益をあげるのがビジネスの大原則になります。
 この一連のフローの中で社内外の様々なステークホルダーが関係し「外的要因」も混じり合いながらたくさんのドラマを作り上げるのがビジネスですよね。
 しかしながらこの一連のフローの各段階を検証せずに雑に考えている企業は多いというのが現実ではないかと我々は感じております。(出来ていると思っていても出来ていないこともよくあるような…)

仕入れから納品には段階がある

 この一連の流れの段階分けがよく分からないという方もいるので改めて例をあげます。 一般的な営業活動であればこのような分解が考えられます。

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この一連の流れを無事一周することができれば会社に成果をもたらすという構図です。
 脱線しますがこれは営業活動に限らず様々な活動やプロジェクトにもあてはまります。例えば大学生でアルバイトを始めようと思った時は、下記のようになります。

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この場合における成果は「志望している職場に採用される」というのがここで言う成果になります。
 その他にも「ハンバーグを作る」や「恋人を作る」といった活動やプロジェクトなどにおいても成果を設定することが出来ればフェーズの分解というものはセットでついてくると考えてもらえればと思います。

フェーズ分解→ボトルネックを把握

 様々な活動を分解することは分かったけれど、「結局、それって何の意味があるの?」って思っていませんか…?
 結論になりますが、フェーズ分解は日々のPDCAを回す上でなくてはなりません。
 それぞれのフェーズは指標値や数値が変化するタイミングで分解をすることになるのですが、このタイミングにおける要因を分析することでこれらの活動内のボトルネックが見えてきます。

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 上記のように各フェーズ内で求められる基礎的な要件が考えられますが、そこから各案件毎にどのような着地を迎たのかを分析することが出来ます。
 そして変化タイミングにて起こり得る事象を全てデータとして蓄積し、それらの要因が「内的要因なのか外的要因なのか」、はたまた「担当要因なのかステークホルダー要因なのか」を適切に関連させ、問題を把握することができるのです。
 マネジメントにおいてはこの問題を把握するところから始まると我々は考えておりますが、このフェーズ分解が適切に出来ていないと「何が問題でどこに原因があるのか」に中々辿り着くことが出来ません。そのような状況になると論理的ではない判断や指示をしてしまいがちであると日々感じております。自社は出来ていると思っていても意外と出来ていなかったり、分解して問題を考察出来ていなかったりするので今回はこのようなテーマにあげました。

まとめ

 今日お伝えしたかった内容は事業のフェーズ分解についてです。

・ビジネスは仕入→納品
・このフローには段階がある。それがフェーズ
・分解することによって各フェーズでの問題を把握

 本日も最後までお読みいただきありがとうございます!!
 我々はRetoolというプロダクトを提供しておりますが、導入前に徹底的にお客様の事業におけるフェーズ分解や問題考察に向き合っております。ご興味のある方は下記ページより資料請求もしくはお問い合わせにてご連絡頂けましたら、弊社よりご相談にのらせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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