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初夏の熱中症

6月に入り季節的には夏になったが、まだ気温が凄く高いとはいえない。しかし、熱中症という観点からは全く油断できない。大して気温が高くなくても暑い気温に体が慣れていないからだ。

基本的だが、こまめに水分を摂る、日陰で休む、風に当たるなどの行動を取る必要がある。学校では授業という枠の中で休憩する概念がないかもしれないが、暑くなり始めた時期だからこそ、細心の注意を払わねばならない。

暑さへの耐性という点では、最近こんな話があった。出張で九州に訪れていたのだが、作業の最終日のこと、2週間ほどその場所で作業をしたメンバーにとっては、いつも通りくらいか、最も暑かった日よりはマシだなという感覚であった。

しかし、その日だけ見学兼作業の手伝いに来てもらった人にとっては、かなり体に堪えたようで、見た目からするにかなり辛そうに見えた。体力的には自分たちのほうが消耗していたと思うが、暑さへの耐性という点ではその人のほうが少なかった。フレッシュな状態な人でも、ひとたび暑い環境に身を置くと熱中症の危険は迫っているのだ。

幸い、会社の設備だったので、扇風機に当たることも、エアコンの利いた涼しい部屋で休むことも、熱中症対策用の飲料を摂ることもできたし、何より、いつでも休んでよいという環境が整っていた。体が辛い時は、本当に無理をしてはいけない。

この時期の暑さをなめてはいけないし、十分に対策を取ったうえで、野外での活動を行ってほしい。

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