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令和6年6月16日(日) 先負 辛亥
起床時間 午前5時00分
血圧 110-67
脈拍 54
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「珍し」と言ふべき事には有らねど、文こそ、猶、めでたき物なれ(枕草子 第二百二十二段)。清少納言は、手紙の素晴らしさをいろいろと語っている。
今では、年賀状以外で、手紙を書くことも頂くことも珍しくなってしまったけど、たとえプリンターで印刷された事務連絡文書であっても、ご無沙汰になってしまった知人から送られてきたものであれば、元気そうに過ごしていることが分って良い。手書きの文書であれば尚更だ。
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最近になって始めた文通は、あらかじめ決めていたわけではないのに、お互いに万年筆で書いている。普段はシャープペンとボールペンしか使わないのだが、万年筆だと、なぜか気持ちを込めながら、より丁寧に書くようになる。その理由は分らないが、普段使わない分、書くという作業が慎重になるのかもしれない。
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まもなく郵便料金が上がる。そんなに高くなるのだったら、メールや電話に代えてしまおう・・・などと言わずに、今まで以上に丁寧に書くようにして、楽しく、うれしく思ってもらえるような文通になるように努力していきたい。
『返り事、見つれば、命を延ぶべかんめる』とまで言い切る清少納言だったら、「その程度の値上げで寿命が延びるのであれば、お安いことね・・・」となるのかも。
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