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続・やんちゃ人の魂よ、永遠に…

4月20日。

本日、氏神さまのお祭りの2日目でした。

そして、神さまが神社にお戻りになるまで、きっちりストーキングさせていただきました(笑)

未だ興奮冷めやらず、といった感じです。

さて、前回の続きを。

4月19日。

本日20時より、起し太鼓の打ち出し(出立祭)がまつり広場で行われるとのこと。

しかし、今年はコロナ感染防止のため、祭りの内容自体がかなり簡略化されるとの噂が…

多分、サラシを巻いた血気盛んな裸男もいなければ、起し太鼓も町中を練り歩いたりはしないのかもしれない…と予想しながら、まつり広場に向かいます。

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広場に到着!

人がにわかに集まり始めています!

しかし、やはり広場の規模はかなり縮小されている模様。

こんなに起し太鼓を近くでみたのは初めてかも…

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そうこうしているうちに太鼓打ちの人なんかが起し太鼓の上にスタンバイし始めました。

たぶんサラシを巻いているのはこの方々だけっぽい…

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若松さま(飛騨の祝い唄)のご唱和を合図に太鼓打ちと提灯持ち無限スクワット(笑)が動き出す…

こ、これは…

やはりその場から動かない…

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やがて付け太鼓勢も現れて…(しかも法被姿)

嗚呼、なんて静かな起し太鼓なんや。

サイレント起し太鼓。

ある意味、斬新すぎる…

こんなのはじめて(笑)


雨が降ろうが雪が降ろうがどんな時にも決行された起し太鼓。

それが古川やんちゃの誉れ。

今年、実に3年ぶりに息を吹き返しました。


…先祖よ、わたしの目を通して、

今、この瞬間を見ておられるか…

この激動の世の祭りを。

奥山の厳しい冬が終わりを告げ、遅い春の到来に胸躍らせる我ら飛騨人ひだびとの胸の鼓動の響きを。

起し太鼓の轟きは、まさに我らの胸の高鳴り。

400年もの間、ずっと変わらぬ響きだった。

どんな世の中になろうとも、季節はめぐり、

またはじまりのときはやってくる。

春を迎えることのできる喜び…

たったひとつの胸の鼓動が、遠い遠い祖先たちといまを生きるわたしたちをひとつに繋いでいます。

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動画を貼れないのが非常に残念。

なのでニュースサイトさまを貼っておきます。


余談。

そういえば、2019年の祭の夜、街を練り歩く起し太鼓を追っかけて、ひとりまちなかを奔走していたのですが、ふと心の中に「今年で祭りも見納め…」と、突然不思議な意識が湧き起こってきたのだった…

予知か?予言か?

あの時のあれは一体何だったのだろう…

遠い先祖からの警告か、

それとも未来の人々の意識を偶然にもキャッチしたのだろうか?


そんなわけで、まだまだ2022年の祭りはつづく…

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