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<ステップ04>          ~「“半”個人事業主」から「個人事業主」へのシフトを目指す        ~<2社目以降の価格設定について(その1)>~

<2社目以降の価格設定について>

個人事業主の報酬は、原則として市場の需給状況によって本来は決定されます。

しかしながら“半”個人事業主として今の会社と1社目の契約する際には、そうした市場水準の報酬設定が難しいため、(市場相場の代わりに)今までサラリーマン時代の給与をベースに報酬水準を設定する考え方を以前の記事で解説させていただきました。

ところが2社目からはそういうわけにはいきません。1社目のようにお互いに合意された報酬水準がないからです。

報酬額は当事者間でいくらに決めてもOKですが、何か目途となる考え方がほしいところです。

ここでは2社目からの報酬水準の設定の考え方について考えていきます。

報酬設定の際には、今まで慣れ親しんできた「何時間働いたからいくら」という時間比例の報酬設定の考え方から離れる必要があります。

添付は、個人事業主の報酬説定に関してポイントをまとめたものです。

基本は、「価格」ではなく「提供する価値」で考えます。

どうしても慣れ親しんだ「投入時間×単価」で価格を考えがちですが、自信を持って自分がクライアントに提供する価値をベースに報酬額を考えてください。
(その2 に続きます)



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