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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#111

社外のネットワークを構築する際の必須アイテム「個人名刺」

仕事外でのネットワークを広げていく際の必須アイテムが「個人名刺」です。会社の仕事関係ではないので、会社の名刺を出すのも違和感があります。そのときに役に立つのが個人名刺です。

添付は私がサラリーマン時代に作った個人名刺です。個人名刺は、プライベートな会合で配る名刺です。

個人名刺

個人名刺には、プライベートアドレスが記載されているので、会社を離れてからも関係継続が可能になります。

私は、先ほど講座をご紹介したビューティフルエージング協会で事務局をしていたことがありますが、会社退職とともに連絡が途絶えてしまうケースにしばしば遭遇しました。会社のアドレスは退職(出向でも)と同時に使えなくなってしまうからです。

こうした事態を避け、長い関係をつなげていくためにも個人名刺は有効です。

また、個人名刺は、自分で作る名刺なのでどんなことを書いてもかまいません。たとえば、将来自分が実現したいキャリアビジョンを書くことによって将来の自分の姿が「見える化」され、行動へのモチベーションになります。

また、「好きな言葉」をタイトルにするのも1つの方法です。サラリーマン時代に私が作った個人名刺には、「Pay It Forward(次へ渡そう)」と書いてありますが、これは当時観て感動した映画のタイトルです。

裏も使えば、さらに詳しい情報開示も可能です。やはりこちらから自己開示して情報を提供すればするほどお会いした方とどこかで引っ掛かりが出来てきます。私の場合、名刺に出身地を記載していますので、つい最近も出身地の話から同じ中学校卒業であることが判明し、急に心理的な距離感が縮まったことがあります。

また、女性の場合は、住所を記載せずにメールアドレスのみでもOKです。
個人名刺については、ネットでもオーダー可能ですし、お近くの「判子屋さん21」などでも作成可能です。

少々値段が高くなりますが、ロフトなどではおしゃれなデザイン見本が数多くあるので、気に入ったデザインを利用してお気に入りの名刺を作成することもできます。

人生100年時代、会社外のネットワークが果たす役割は従来以上に大きくなってきます。せっかくの出会いを一期一会に終わらせないためにも、今すぐ個人名刺をお作りになることをおすすめします。


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