人生変わる!?リスクリキング知っておくべき基礎 3選
こんにちは、shuntaroです!
2022年に入ってから、国も企業も非常に注目しているキーワード、それが「リスキリング」です。
2022年に入ってから、1日に1つは新聞記事になっていると言っても過言でないほど、取り上げられることが急激に増えています。
学び直しと訳されることから意味は何となく想像つくものの、自分自身が十分に理解できていなかったため、改めて整理してみました。
そこで今回、「リスキリング」について以下3点をご説明します!
1. リスキリングってナニ?
1.1 2022年になってから頻出
過去5年間の日本経済新聞での登場回数を確認すると、2021年から急上昇し、2022年は9カ月間で2021年の登場回を上回るほど大注目されています!
リスキリングが注目されたきっかけは、2020年の世界経済会議、通称ダボス会議での「リスキリング革命」という題名の報告、と言われています。
その報告の中では、このように述べられています。
1.2 同じ意味?リカレントとの違いは?
まず、リスキリングの定義から確認しましょう。
まさに求められる仕事内容の変化に対して積極的に対応していくための力をつけていくことですね。
また、リスキリングは日本語訳として「学び直し」と表記されることが多いです。この「学び直し」の意味でこれまで用いられていた言葉として、「リカレント」があります。
では、「リスキリング」と「リカレント」にはどのような違いがあるのでしょうか?
ざっくり要約すると、このようにまとめられます。
リカレント:企業が成長することを目的とした人材強化戦略
リカレント:個人に意識より仕事と学びを周期的に繰り返すこと
まさに、似て非なる言葉ということができますね。
2. どうしてリスキリングが注目?
2.1 技術の進化/発展
GAFAMと呼ばれる、巨大テクノロジー企業によりこの数年で私たちの生活だけでなく、ビジネスのあり方も大きく変容しています。
企業もこの変化に対応していくことが成長/生き残りに不可欠になっています。
2.2 人材不足
日本は2010年に人口がピークとなり、今後は人口減が加速します。
この社会変化に対して、企業も対応が迫られています。
2.3 従来型雇用形態の揺らぎ
従来の年功序列/終身雇用のあり方が変わり、より会社員自身のスキルにより仕事を選択し、そのレベルに応じて給与等も反映される、働き方に舵が切られ始めています。
3. リスキリングで年収アップ?
リスキリングは企業主体で実施されます。多く特集もその観点で記載されることが多いため、ここでは敢えて、会社員に着目します。
会社員において、最も重要なのは給与上昇による、手取り増加ですよね。
会社員は率先してリスキリングする必要する必要があるのでしょうか?リスキリングは年収増に効果があるのでしょうか?
3.1 会社員としても積極的にリスキリングすべき?
私たちが実際に手にすることが出来るお金は以下の式によって算出される手取りです。そこで、年収と税金がどのように変化しているか確認してみましょう。
年収は過去15年の推移を見ていると減少傾向であることは明らかです。
税金も年々給与に占める割合が増えており、直近では46%に達するとされています。
つまり、指をくわえているだけでは、「手取り」が減るばかりであり、何らかの手を打つ必要があるのは必定ですね。
3.2 リスキリングで年収上がる?
内閣府は2022年の経済財政白書にて、学び直し=リスキリングで年収が平均7%程度増加するという調査結果を公表しました。
この報告内容を詳しく見ると、リスキリングを行った20%以上が年収増加したとされています。
従来の年功序列が解体し、勤務年数に応じた年収増が見込めない今、リスキリングは年収増加実現の有力は方法と言えそうです。
まとめ
今回もお読み頂き有難うございました!
今回は、「リスキリング」についてザックリを解説しました。
リスキリングは会社員の立場からしても、取り組んで損のない事項であると考えられます。
年収増だけでなく、成長していく産業/領域での仕事は、そうでない仕事に比較すると、やりがいや楽しさを感じやすいことも想像できます。
皆様もリスキリング始めてみませんか?
旬な言葉は最新の時流が反映された見過ごせない重要単語です!
本記事にて、皆様の理解、そして行動のお役に立てていました幸いです。
以上、Shuntaroでした!
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