見出し画像

新型コロナと発達障害

いつもnoteを読んでいただいて、ありがとうございます。注意欠如多動性障害(ADHD)・精神障害者手帳2級で博士(生命科学)のred_dash です。

残暑もそろそろ過ぎ去りましたね。今回は、新型コロナウイルス(Covid-19)と発達障害の関係に関する豆知識を1つご提供します。

新型コロナウイルスが猛威を奮っていますね。実はこの新型コロナウイルスは、特に発達障害のある人にとってリスクがあるようです。

下記はGoogleの論文検索サービス"Google Scholar"における新型コロナウイルス(COVID)と発達障害(developmental disability)の結果です。

すでに2000件を越える報告があります。少なくとも検索上位に来る論文では、発達障害者と健常者を比較した際に、発達障害者の方が新型コロナウイルスに罹患しやすい傾向があると報告しています。ただし、その原因はまだ明確にはなっていないようです。

ここから先は私の推測にすぎませんが、衝動性があるので危険を省みずに外出してしまう、感覚過敏が原因となってマスクを嫌う、など複数の理由があるのではないかと思います。今後の研究が待たれるところです。

Go to トラベルキャンペーンをはじめ、少しずつ社会が動き始めています。発達障害のある皆さんも、どうか用心を重ねながら動いてもらえればと思います。お互いに、頑張っていきましょう。

それでは、よい1日をお過ごし下さい。

PS:コロナビールは一時、コロナ禍で生産を中止していました。しかし下記の記事によれば、その後の売り上げはむしろ好調だそうです。

参考
新型コロナで「コロナビール」はどう影響を受けたのか? 感染し人々を動かす「ナラティブ」の力 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議 -
https://bit.ly/37hZVlN

発達障害(ADHD、ASD、広汎性発達障害など) に関わる情報発信を継続するために、支援を頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。