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スキルアップ?レベルアップ!

 最近ふと思った。

 あれ?文章書くのめっちゃ楽になってね??

 始めた頃はとにかく言葉を積み上げるのが大変で、がむしゃらに走ったつもりで「いやーずいぶんと書きましたねぇ😅」なんて汗を拭いながら振り返ると500文字程度しか書けていなかったりした。いやそれ読みきるのに1分もかからねえじゃん。

 内容にしてもそう。頭の中にある考えをかなりスムーズに取り出せるようになったと思う。たかが半年、別に言いたいことも思想も大して変わっていない。[noteを書く]のバナーをタップする前にイメージしている完成図に差はない。だけどなんだか出力のクオリティーが上がっている気がする。そして読みやすくなっている気がする。

 初期の記事は読み返すのに苦労するが(だから見て見ぬふりをしている)最近の文章はボリュームは増えてるのにさらっと読み返せる。推敲がかなり楽になった。

 このレベルアップの要因としては、文章の組み立て方が「盛る」から「削る」方向へシフトしたことが考えられる。

 数ヶ月前の私の書き方は、とりあえず書けるだけ書いてみたスカスカな文章に対して後から文字を稼ぐために装飾をくっつけまくるスタイルだった。本題より長い前書きや自分語り、そして唐突なプロレスネタなどはこの過程で盛り付けられた要素だ。

 本題の部分が貧弱だから、誰も求めていないアクセス数分析(承認欲求の表れかな?不安だったんだろうね)や読者へのお礼、特に意味もない時事や天気の話題、執拗な改行、GHCナショナル級チャンピオン船木誠勝などのネタで文字数を稼いでいた。

 今となっては何故なのかさっぱりわからないが当時の私には「投稿するのには最低1000文字は必要」と言う固定観念、思い込みがあった。内容は何でもいいからとにかく毎日1000文字書こうとした。だから読書感想文にファミレスのドリンクバーや鰻屋の話題をぶっ込んだりしていた。それで400文字くらいの本編を950文字くらいに量増しを狙った。

 この思い込みは、おそらく自己啓発的なブログか何かの影響だろう。継続力がどうのこうのとか、毎日投稿でスキルアップ!自己実現!!みたいなね。感化されて愚直にしがみついていたようだ。そういうの散々バカにしてたのにね。

 まぁしかし、そのおかげでテキストを書く耐久力みたいなのが身についたのは確かだ。成果物は不恰好だが、毎日書き続けたおかげで量を書くのが苦ではなくなった、スピードもね。ほらもう1000文字行ったよ。

 そしてこれら不細工な記事のおかげで水族館に行くきっかけになったり、プロレスネタが深化したりと良いこともたくさんあった。

 あれ?毎日投稿でそこそこ自己実現してね?

 えー、、、でもああいうの大っ嫌いだから感謝なんかしたくねえ

 なんてことを言わずに、ありがとうございました。毎日書けとか投稿したあなたに届くといいな!


 さて、「削る」話だ。最近は大体1500-2000文字前後に調整して書いている。長すぎると読み始めるのがしんどくなる。画面右端の小さくなったシークバーをみて「うへぇ」って思われるのだ。短くて問題ない、ブログなんてそんな身構えて読むもんじゃないんだから。

 それとナンバリングを振りすぎないようにしている。これは単純な話、途中参加がしづらいからだ。コロコロコミックや少年チャンピオンの長期連載漫画が一定期間ごとにリニューアルを繰り返すのは巻数が膨らんで新規読者が遠のくのを抑えるためらしいね。理にかなってるぜ。

 とりあえず2000文字位の記事を書こうと思うと、大体2300文字くらいに膨らむ。それを削ぎ落としていい感じに調整している。魔法の言葉「いい感じにやっておいて」入りまーーす!!

 私の執筆スタイルは神経を研ぎ澄ませてズバッと一気に書くのではなく、仕事の合間に(コンビニやトイレに行くふりをしながら)ちょこちょこと書き足していく方式だ。

 それゆえに日中もしょっちゅうオンラインになっている。(おっさんどものタバコ休憩よりは短いんだから許せ!!)そんな変な書き方をしているから余計な箇所が結構生じる。

 前回の休憩で書いた内容を忘れていて、同じような文章を継ぎ足しちゃったり、気分で愚痴っぽい文章が入ったり、余計なプロレスネタが入ったりね。そういった余分な枝葉をチョキチョキと剪定するのだ。造園屋さんみたいだね。でもなぜかプロレスネタは生き残る。

 なぜか生き残るプロレスネタ。私の記事を読んでくれる何%に刺さるのかは知らないが定期的に登場するプロレスラー。実は一応理由があってやっている。それは唐突に筋肉ムキムキな大男が現れると笑える(はずだ)からだ。

 中山きんにくん、庄司智春、オードリー春日、小島よしお。筋肉と笑いには関連性がある、そんなようなことを野田クリスタルが言っていたのを過去に聞きかじった覚えがある。アニメやカートゥーンでもマッチョなやつ、でっかいやつはコミカルな立ち位置なことが多い。そう、つまり私のプロレスネタはあくまでも読者を楽しませるために理論的•理性的に運用されているのだ。


 ……的な言い訳を考えてみたんだ、どう思う?

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