案外自分が見つからなかったインド生活から3年経って
近くのマックでいつものアイスコーヒーを飲みながら涼んでいると、ぞろぞろと女子高生の軍団が端の席を陣取り、少し離れた場所に男子高校生のグループがいくつか陣取ってきた。「やばーい」や「かわいいー」という多くの同音無意味語が飛び交う高校生にありがちな風景だと思いながらもそれといった懐かしさを感じなかったのは、自分の出身校がド田舎の全寮制の高校で、マクドナルドはおろか、コンビニすら徒歩20分圏内に存在しないような環境で育ったからである。
そうは言っても彼らと同じように青春時代は過ごし