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1年振りに映画館に行った

上映前からずっと観たかった落下の解剖学。

ネタバレはありません。

私は無職なので、バイトしていた頃の貯金を切り崩し生活している。

なので、出費はできる限り少なく少なく心掛けている。

サブスクも最小限にしていて、年契約の方が安いアマプラは例外で、観たいものが追加されたら偶にU-NEXTに入ったり、Netflixに入ったりといった感じ。


学生の頃はバイトを沢山していたので、月に1度くらいは映画館に行っていた。


私の性質上他のことも頭の中にいるけれど、大音量で大きなスクリーンで映画に没頭できる場所として大好きだった。

今も好きなのだけど、2時間越えの映画になると終盤息苦しくなる感覚があるし、金銭的なこともあり配信まで待てばいいかとなってばかりだ。


そんな中でもこの作品はどうしてもスクリーンで観たくて、久々に数駅離れた映画館に行ってきた。

結論、行って良かった。



俳優陣も監督も、ウォッチリストに入れている作品はあるが全員初見。



真っ白な雪の世界で起きた事故なのか、自殺なのか、殺人なのか分からない転落死。


私は元々フランス映画が好きだ。


この作品は私の願い通り、派手などんでん返しも、ご都合主義も、意味の無いベッドシーンもない。


法廷でのシーンが長く、それもとても現実的なので自分が傍聴人になったみたいだった。


本当に裁判に必要なのか?と思わされるようなことまで個人や家庭のことが公表される辛さ。

主人公は著名な作家ということもあり、世間の目を引きつけるために作られるストーリー。


死者は何も言えない。


書きたいことは沢山あるけれど、ネタバレになってしまいそうなのでこの辺で。



観たい映画がありすぎる。



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