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血の通った関係と没頭

最近、俺の大好きな芸人、オードリーの若林正恭の書いた本

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んでものすごく自分が求めているものがはっきり気がした。ので文を書こうと思った。

新自由主義と言われる社会の中で求められる人との比較、競争からはなれ、真逆の社会主義国家であるキューバに行く物語。

結局は、社会主義の中でもコネや立場がものをいい、結果は平等でも機会は平等じゃなかったそう。

その中で社会を生き抜くみつけた隠しコマンドが『血の通った関係と没頭』だったそう。

血の通った関係と没頭…

血の通った関係と没頭…

一瞬納得したがもう1回うーんと考え直した。


最近、俺はもっと稼がなくては!自分自身のスキルを磨いて!自分のレベルを上げて!収入源を複数確保するためには!勉強しなくては!本を読まなくては!

に取り憑かれるように頭をぐるぐる回していた。

でも、なんか自分の中で少しわかってきていた。本当は本当に仲良い人といい感じの場所でいい感じに過ごしたいだけだ。週末に旅行にいって海辺のホテルで奥さんとゆっくりしたいだけだ。自分の家のガレージで仲間と子供と家族とBBQしたいだけだ。俺の中の幸せを浮かべる時いつだってその光景が浮かんできてたんだ。

俺が造園屋になりたかった理由もそれ。誰かが自分が仲間とゆっくり楽しく落ち着ける空間を作りたい。

俺が会社を作りたい理由も仲間と一生懸命働いて成長して、いつだって助けたい人を助けたいだけだ。

全ては若林さんの言う『血の通った関係』をつくって楽しくいきたいんだと気付いた。

自分の中の過去と現在と未来が一般の線でピンと繋がった気がした。

全ては自分の中の1つの価値にむかってもがいてたんだなと思った。


でも、やっぱりまだまだ自分が向かうべき価値のゴールが見えただけだ。

そこまで行くには俺はやっぱりあと少し新自由主義のなかでもがかなくちゃならないと思う。

辛くなった時、自分が迷いそうになった時、もう一度本を読もう、オードリーのオールナイトニッポンを聞こう。もう『血の通った関係』である若林さんがいるとおもうから。


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