『“親ロボット”国・日本で、もっとお掃除ロボットの活躍の場を広げたい!』“健康第一”髙奥社長インタビューVol.1
こんにちは!
清掃業界でDXに取り組むリ・プロダクツ株式会社のマーケティング・広報担当、坂下です。
初投稿の記事で、会社のサービスなどあらましについてご紹介しました。
今回は、弊社の代表・髙奥要輔の登場です。
中学卒業後に父親が創業した弊社にアルバイトとして入社し、2代目として2018年に社長に就任。
料理と飲み歩きが大好き!な社長にお話を聞きました。
— 当社は清掃事業で半世紀になります
はい、弊社リ・プロダクツは1973年に創業しました。
スーパーを中心に、滋賀、京都、大阪、兵庫、福井のショッピングセンターの清掃を行い、首都圏では約10件ほどのオフィスビルの管理をしてきました。
数年前から昨今の人手不足の影響を受け、お掃除ロボットの自社導入を始めました。
検証の結果、顧客へのサービスとしての有用性を認識し、お掃除ロボットの月額レンタルサービス「おそうじレンタル」をスタートさせるに至りました。
しかし、安定化するまでは紆余曲折ありまして、ようやく昨年から事業が伸びて現在はオフィス・飲食店・クリニックなどで約1,000台以上※の契約まで拡大しました。
(※2023年6月現在)
— お掃除ロボットレンタルに至るまで…
まずお客様は当然そう考えますよね。
清掃員が集まらないからといってロボットを導入しても、これでは自分の首を絞めているだけじゃないか…と。
そして考えたのが、レンタル事業だったんです。
我々の事業はショッピングセンターやオフィスビルの清掃を中心に展開していますが、大きな施設は財閥や電鉄系が所有していて、管理会社が傘下にあります。
そうした下請けになっても、きっと自分たちのやりたいようにはできないだろうと。
そこで、お掃除ロボットをフックにエンドユーザーにアプローチしようと考えました。
—「エコバックス」との出会い
詳しくは割愛しますが、いくつかのお掃除ロボットを検討してトライアンドエラーを繰り返し、たどり着いたのが「エコバックス」でした。
まだ日本国内では徐々に知名度が広がりつつあるところですが、ビジネスユースに耐えうる性能があります。
エンドユーザーへの発信をもっと強化して、お掃除ロボットと清掃サービスを展開していきたいと考えています。
— お客様の声からサービスが生まれています
弊社では、お掃除ロボットのアプリやWi-Fiの設定をお手伝いする体制を整えています。
例えば、Wi-Fiがセキュリティで繋げない場合にはルーターもセットでお貸ししたりもしているので、そういった”かゆいところに手の届く”サポートを通じて、お客様の声をサービスに取り入れることを意識しています。
先日芝刈りロボットをリリースしまして、これも掃除機をレンタルされたお客様が「芝刈りが暑くて大変なんです...」とおっしゃっていたことがきっかけです。
そして当社では事業を通して「清掃を通じて快適空間をクリエイティブする」という経営方針がございます。
芝刈りロボットも厳密には“掃除”ではないのですが、快適空間を実現するツールだと言えます。
今後もさらに、新機種や新商品を販売・サービス展開していく予定です。
— 社長は会社で16歳からアルバイトを始められたそうですね
私がアルバイトで入社したのは16歳のときです。今の世の中ではご法度な話ですが…その頃は夜10時くらいまで仕事をしていましたね。
当社は清掃に関する製造事業も中心軸としてきたのですが、先代の頃から掃除のオペレーションはずっと私が中心に立ってきました。
代替わりをして、そのまま私がやってきた事を中心に事業内容がシフトしたことになります。
お客様に喜んでいただくことで収益を上げて、地元に納税して事業を大きくしながら、従業員が安心して働ける会社でありたいと思っています。
赤字を出さないようにしてきましたので、創業以来ずっと黒字経営だということは誇れる事のひとつです。
— 出張で色々な場所へ赴いてらっしゃいます
しばしば出張で全国各地に赴くことがありまして、色んな場所へ行くのが好きです。
特に食べ歩き・飲み歩きが大好きで、思い立って福岡までラーメンを食べに行ったり、東北のお酒も好きで、滋賀から車で行くこともあります。(もちろん飲む時は運転しません!)
飲み屋なら、東京だと大森、品川、五反田が得意です。
外で食べるのも良いのですが、家では料理をするのも楽しくて。
ベーコンやハムを燻製にして自分で作ることもあるんですよ。
昔は今より20kgくらい大きかったので、体を気遣って料理を始めました。
ということで、私の座右の銘は「健康第一」。適度な運動で汗を流しにジムにも通っています。
私はその昔、高校時代に自転車競技でインターハイに出場したことがありまして、練習で週に一度は自転車で琵琶湖を一周、毎日信楽まで50kmくらい走り、休みの日は2〜300km走る生活をしていました。
今は自転車から遠ざかってしまったのですが、ダイエットのために自転車を買ったときは、昔のスピードが頭に染み付いているなかでノロノロ走っている自分が恥ずかしくて…。
なので、今はジムでのトレーニングに落ち着きました。
— 自宅のお掃除ロボットでエアコンが綺麗になったとか?
そうそう、我が家でも「エコバックス」のお掃除ロボットが活躍しているのですが、ひとつ面白い現象がございまして。
お掃除ロボットをこまめに利用していると、不思議とエアコンのフィルターの汚れがあまりつかなくなったんです。
そんな効果もあるんだなと感心しまして、そういった気づきも発信したいですね。
発信強化と思い立ち、私もTwitterを始めたので、ぜひフォローをよろしくお願いします!
お掃除の情報はもちろん、料理や美味しいお酒の話題も投稿したいと思っています。
— ところで、日本は“親ロボット国”だそうで
エコバックスやマキタ製の“お掃除ロボット”には感心するばかりなのですが、皆さん自走する掃除機に多くを求めますよね。
ダイソンにはそれ以上を求めないのに、お掃除ロボットはダイソン以上を求めるのはなぜでしょうか。
どうやら、この影響はドラえもんや鉄腕アトムによるものらしいです。
“ロボット”には、何でもできるようなイメージがあるんでしょうね。
ロボットは味方だという良いイメージがあるので、日本は“親ロボット国”なんだそうですよ。アメリカなどではロボットが敵として描かれることも多いですよね。
実際に、当社が行った調査結果では、お掃除ロボットへの命名で愛着が深まったり、利用頻度・継続意向の向上が見られた調査結果もあります。
そんな“親ロボット”国の日本で、もっとお掃除ロボットの活躍の場を広げていきたいです!