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よくある質問

こんにちは!東海地方を中心に精子提供活動をしている、ゆうです。

早いもので今年ももう3か月が終わろうとしていますね。
私がこの精子提供ドナー活動を本格的に始めてから、早2か月が経ちました。
有難いことに、多くの提供希望者様からお問い合わせをいただく機会が増えてきました。本当にありがとうございます!

さらには、私と同じドナーの方からも意外とお問い合わせがあり、それには大変驚きました。

これもひとえに、”お相手への配慮と誠実さ” を一番において活動をしてきた賜物だなと、実感しております。巡り合えた皆様への感謝を忘れず、これからも真摯にこの活動に取り組んで参ります。


さて、本稿ではこれまで私に寄せられた質問の中で、よく聞かれる内容についてまとめていきます。

随時更新していきますので、定期的にご覧いただけますと幸いです。

なお、私の事やAIDの事などについては下記記事にまとめていますので、ご覧ください。



■被提供者様からよくいただく質問

Q. 交通費は本当に掛かりませんか?

交通費は不要です。
ご妊娠された後は検診などで定期的に病院にかかったり、その他諸費用がかかったりすることと思います。 そのため、できるだけ被提供者様には少しでも金銭的な余裕をもっていてほしいと考えています。
もちろん、お気持ちとしてご用意くださる場合には有難く頂戴いたしますが、基本的には全額当方負担という方針を取っています。

Q. 謝礼は要りませんか?

謝礼も不要です。
理由としては、上記交通費への回答の通りです。
また、妊活の性質上、複数周期に渡り提供をすることになる場合が多いものです。その都度、謝礼が発生すると被提供者様のご負担がかなり嵩んでしまうことにも繋がります。
私はあくまでも有志であり「被提供者様がこれから作られる幸せのお力になりたい」という真摯な気持ちでこの活動をしているので、謝礼についても不要です。

Q. これまでの実績について教えてください

2023年4月7日現在、以下の通りとなっています。
・提供実績:シリンジ法(2回) タイミング法(1回)
・妊娠実績:シリンジ法(1名) タイミング法(0名)
・出産実績:シリンジ法(1名) タイミング法(0名)

※最新の実績については別記事としてまとめていますので、そちらをご確認ください。

Q. 対応可能な提供方法を教えてください

現在、シリンジ法のみとさせていただいております。
理由としましては、以下2点の通りです。
①生殖医療の知識を活用し、シリンジ法での成功率を高める方法を確立したため
③何より、被提供者様の肉体的・精神的な負担を最大限に減らせられる手段のため
※なお、強い要望をお持ちの方であれば、ご意向を尊重し、タイミング法でお受けすることは可能ですが、私はシリンジ法を専門としているため、まずはシリンジ法でご検討いただけますと幸いです。

Q. 今後何人(何世帯)まで提供するかなどの制限は決めていますか?

私が決めている制限は「私の提供によりご出産された方が全国で25名になるまで」としており、最大でその人数に達するまで活動を続けようと考えています。
理由としては、近親婚を防ぐためです。ドナーの役割は”提供して終わり”ではなく、提供活動によって誕生した子供とその孫の代まで考慮する必要があると、私は考えています。
特に、近親婚は医学的に見ても潜在的リスクが多いものです。しかしながら、具体的に何名までなら防げるのか?という明確な結論は、現時点で日本の公的機関からは明言されておりません。国内外の各種文献を参考にした結果、オランダでは”一人の男性が可能な最大提供人数が25名”だったことから、私もこの制限を設けることに致しました。
※ご出産に至らなかった場合はそもそも近親婚のリスクが皆無であるため、「提供回数」ではなく「ご出産された方」の数を以って制限を設けさせていただいております。
※私の実績につきましては、下記記事にまとめていますので、気になる方はご覧いただければと思います。(随時更新中です)

Q. なぜ身元を開示するオープンドナーとして活動されているのですか?

やはり「被提供者様」と「生まれてくるお子さま」にとって一番配慮できる形は何か?を第一に考えたとき、身元を開示することが一番よいのではないか、と思ったからです。
令和となった現代日本においても、今だこの精子提供の分野は世間一般に認知されておらず、それゆえ、不純な考えを持つドナーがいたり、誤った情報が広まっていたりする分野です。しかしそれ以上に、様々な理由で子供を望んでいる方も大変多くいらっしゃることもまた事実です。このような不透明さが払拭できない分野なので、”どうしたら被提供者様にとって安心した提供を行なえるか?”を私は重視しています。加えて、すべての子供が平等に持っている権利として”出自を知る権利”がありますが、匿名ドナーで提供してしまうと、いざお子さまが自身のルーツを知りたいとなった場合、追うことができなくなります。アイデンティティに密接に関わる大切な権利を強固に守ることができると考え、私はオープンドナーとして活動しています。
また、詳細な私の考え方については別記事にまとめていますので、ご覧いただければと思います。

Q. なぜ無償で提供をしているのですか?

一般的に、妊活・妊娠・出産・育児を経ていく中で、定期健診をしたり用品を揃えたりと、どうしてもお金が掛かってくるものです。
加えて私は、妹と知り合いが不妊治療を行なっており、実際にそれを間近で見てきました。
子供に出会う前の段階からこれだけ多くの金銭的負担が圧し掛かってくる実情を目の当たりにし、衝撃を受けました。
その中で「妊活は女性一人が行なうものではなく、ご夫婦やご家族全体の協力のもと成り立っているものである」という考えに至りました。
この考えを踏まえて、”ドナーはただ単に提供して終わるのではなく、被提供者様と共に妊活をする一人のパートナーとして寄り添いたい”という思いから、無償提供でさせていただいております。

Q. なぜ無償で提供ができるのですか?県外の方が多くなると金銭的にも長く続けることが大変そうですが。

無償で提供できる理由は2つあります。
まず1つ目に、そもそも長く続けるつもりはないからです。私の提供により誕生した子供が25名になった時点で、本活動を辞めます。理由は近親婚を防ぐためです。詳しくは本稿note【Q. 今後何人(何世帯)まで提供するかなどの制限は決めていますか?】に書いてありますので、気になる方はご覧ください。
2つ目に、私は借金・ギャンブルが大嫌いです。そのためこの人生では一度もしておらず、ずっと堅実に貯蓄してきたからです。1つ目の理由の通り25名の子供が誕生するまでにかかる費用を概算したところ、それにかかる活動費用は所持していたため、無償で提供することが可能です。
今後も、この無償提供の方針を変えることはありませんので、ご安心ください。

Q. 精子を郵送して送っていただくことは可能ですか?

申し訳ございませんが、郵送での対応はいたしておりません。
理由は、やはり【精子の質と鮮度の低下が懸念されるため】です。
精液は大変繊細で、かつ、精密な”生もの”です。一度でも酸素に触れると酸化し精子の質が低下するだけでなく、長時間放置されることで雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。それらリスクを最小限に抑えるため、提供後は速やかに注入していただける環境で、提供を行なっていますこと、ご理解ください。
※なお、関東地方~中国地方までであれば、交通費は全額当方が負担しお住まいの都府県にお伺いできますので、一度、ご相談いただけますと幸いです。

Q. ご家族はこの活動をしていることを知っていますか?

はい、もちろんです。私が本活動をするにあたって身内や親友に対して事前にしっかりと話し合っており、理解・協力を含め了承を得られておりますので、ご安心ください。
嘘や隠し事はいずれバレるものであり、それらをしながらこの提供活動はできないと考えております。オープンドナーとして活動する以上は、のちのち何らかのトラブルになり得るようなことは一切いたしておらず、後ろめたい事柄も持っておりません。


■ドナー(同業者)からよくいただく質問

Q. どうしたら提供希望者と会えますか?

Q. やり方を教えてください

お教えできません。
提供活動をする動機や軸を持っていない時点で論外です。あなたがドナーとして活動をする理由や動機は何ですか?何のためにこの活動をしたいのですか?
不純な気持ちで取り組もうとしているのであれば、お控えください。
ドナーは「精子を提供して終わり」ではありません。実際にご妊娠・ご出産され、育児をされていくのは被提供者様です。人生が掛かっているのです。
自己体調管理やお相手への思いやり・気遣いは勿論、提供を行なった方のその後の人生や、生まれてくるお子さまの将来(近親婚への配慮・出自を知る権利の対応、個人情報の開示など)まで考慮し、その上で、円滑な妊活を手助けするために生殖医療の知識を身につける事は、ドナーとして常識中の常識です。
その覚悟がないのであれば、被提供者様に対し非常に失礼ですので、活動はお辞めください。

Q. マッチングサービスに載せるプロフィールを添削してほしい

そのような対応は致しておりません。

Q. 体験談を聞かせてほしい

一切お教えできません。
被提供者様のプライバシーに直に関わる繊細な部分であり、個人情報保護の観点から考えても、非常に不適切な質問です。

Q. ゆうさんが使ってる精子提供マッチングサービスを教えてください

StorkとTonbebeです。
被提供者様の立場に立つと分かりますが、オンライン上の特性上、信頼できる情報が少ない中でドナーを探されたり、AIDなど妊活に関わる情報収集をされています。
そのため私は少しでも自身の信用性を証明するため「第三者が本人確認を証明してくれること」「精液検査・性病検査結果の提出を義務付けていること」を満たすマッチングサービスを利用するようにしています。


■お問い合わせ

下記記事に連絡先をまとめていますので、そちらからご連絡ください。


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