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身体の状態を把握するだけでメンタル改善


皆さんはお元気に過ごされていますか?
僕はパソコン作業をしたら患者さんの肩こりのしんどさを改めて痛感しました。

今回は自分の身体の状態を把握して
やる気UP・メンタル改善しちゃおうというお話です。

まず身体の内部、臓器の感覚を感知する能力を内受容感覚といいます。

例えば呼吸のペースや心拍数、体温の変化を正確に掴めない状態を内受容感覚が低いと言えます。

この内受容感覚の不調も僕たちの精神にマイナスの影響を与えます。

現代社会において、心拍数や呼吸の変化を把握出来ていない人が意外にも多いです。

エクスター大学の研究では、
重い抑鬱に悩む参加者を調査した結果、
精神の不調が大きな人ほど自分の心拍数を正しくカウントできない傾向にありました。

また他にも不安や抑鬱に苦しみやすい人ほど、
自分の体温や空腹感、脈拍といった情報を把握出来ていないという報告もあります。

人間のネガティブな感情は、変化への適応を促す生存ツールとして進化してきました。

怒りは行動する勇気を与え
不安はトラブル処理に必要な集中力を高め
悲しみは共同体を結びつける働きを持ちます。

しかし、僕たちの脳は体が伝える感覚情報をもとに『感情の強さ』を判断しているため、内受容感覚を掴めないと自分が抱いた感情の強さが分からなくなります。

なので緊張、恐れ、怒り、動揺といった感情の区別がつかなくなってしまうのです。

なんかよく分からないけど、
『ソワソワするな』『憂うつだな』と曖昧な表現になります。
これがきっかけでパニックを起こすこともありますし、精神的な不調はループしていきます。

まずは焦らず自分の体の変化に気付いていくことが大事です。

なので日記を書くのが良いです。
『自分はこういう時に不安になるのか』
『朝は憂うつになりやすいからストレッチでもしようかな』
みたいな感じで、どんな時に自分の身体が変化するのかを知っておくと対策しやすいですよ。
焦らずにゆっくりやっていきましょう!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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