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お客様から寝違えたみたいで首が痛い、治すにはどうしたらいいかとご質問を受けたので今回は寝違いについてお話いたします。

寝違いを起こしてしまうと首を曲げるときに激痛が走り、無理に首を回すことができなくなってしまいます。

寝違えはなぜ起こるのでしょうか?

一般的に寝違えは、首回りの筋肉が軽い肉離れを引き起こしている状態だと言われていて、特に斜角筋や頭板状筋、僧帽筋といった首を回したり、上下させたりする筋肉が損傷しやすくなってします。

寝違えが起きてしまう要因としては身体の疲労や睡眠環境、生活習慣の乱れなどから、不良姿勢が睡眠中に続いていたり、長時間にわたって頭が一定の方向にあると首周りの筋肉が部分的な阻血状態となってしまい、筋肉も凝り固まりやすくなってしまいます。

筋肉が固まってしまった状態で急に首を動かすと肉離れが起きてしまい、寝違えとなってしまいます。

もし寝違えを起こしてしまったときはとにかく動かさないように安静にしましょう。

基本的に肉離れは筋肉の炎症であるため無理に動かしてしまうと返って悪化してしまう可能性があります。

痛みを確認しようと首を左右前後に動かしたり、手で触ってみたりするのも良くありません。

当然痛みや違和感を治そうとして首のストレッチをしたり揉んだりするのもNGです。

もし寝違いを起こしてしまった場合は

①首を無理に動かさない

②痛みが出ている場所に対して揉まない

③温めは血管を拡張するため禁止

の3つを押さえておきましょう。

寝違いをよく起こしてしまう方は自身の生活習慣を一度見直してみてください。

人は眠っていると体の体液量を一定に保つために寝返りを24〜27回ほど無意識に行います。

しかし体が疲れていたり、姿勢が悪かったりすると寝返りを打つことを忘れて一定の位置で首に負担になる姿勢をとってしまっていることが多いと言われています。

しっかり疲れが残らないようにお風呂に入って血流を良くしたり、悪くなっている姿勢を改善するために筋トレやストレッチをして体に負担のかからないようにするなどなってからよくするのではなくならないように事前に対策をして痛みのない生活を送れるようにしましょう。

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