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成功する方法はいろいろ!でも失敗は共通原因がある

このシリーズの記事では、副業塾で実際にあった失敗事例を元に書いていきます。


まず第1回目はそもそもなぜ失敗集にしたのかという事をお伝えしたいと思います。

成功する方法はいろいろ!でも失敗する理由は共通

世の中にはいろいろなビジネスや、やり方で成功している人が沢山います。
よく成功者の真似をしろとビジネス書では書いてありますが、もちろん考え方やビジネスへの取り組み方は大いに真似をして欲しいですが、ビジネスモデルを真似しても上手くいくでしょうか?

例えばOWNDAYSオンデーズ)の田中社長のように今から負債14億の会社を買ってV字回復させる事が出来ると思いますか?

私は非常に難しいと思います。
田中社長がやった事を全く同じようにTTP(徹底的にパクる)して進めたとしても、今の眼鏡市場の状態と当時の眼鏡市場の状態が違うので全く同じ状態で進める事は不可能です。

ビジネスにはタイミングがあります。
先行者利益という言葉を聞いた事がある人もいると思いますが、市場に無い状態で1番はじめにやったから上手くいっても、どこでもやっている当たり前の物になってから始めても上手くはいきません。

タピオカのお店が良い例です。
タピオカ入りの飲み物が流行った時は、タピオカの仕入が間に合わないくらい爆発的に売れました。

それこそあっという間にタピオカ入りの飲み物を提供するお店が増えましたが、ブームが去るとあっという間にお店が減って今ではタピオカ=懐かしいと思うくらい当たり前の存在になっています。

あなたは今からタピオカを1番はじめに提供したお店と同じようにTTP(徹底的にパクる)してはじめて同じように上手くいくと思いますか?

多くの方が上手くいかないと思うはずです。

さらに人それぞれ持っている技術や得意な事、好き嫌いも違うので、同じようにやる事がまず無理なことです。

タイミングや人それぞれの特性が違う事=成功の方法がいろいろ あります。

失敗には共通点がある

成功する方法はいろいろありますが、失敗には必ず共通点があります。
例えば会社が潰れる理由は1つだけです。
なにかわかりますか?

答えは、お金が無くなった時 だけです。

年商1億の会社で毎月の赤字が1億円の会社があるとします。
その会社は潰れると思いますか?

答えは、潰れない です。

会社の通帳に120億あれば、120ヶ月間/10年潰れないです。
しかし、年商100億の会社でも会社の通帳に100万円しか無ければ、
200万円の赤字で会社が潰れます。
※厳密に言うと今までの実績などがあれば金策出来たり、法的に対策出来るので潰れないですが、あくまでも金策出来なかった時の話です。

なので社長の仕事で1番重要な事は金策と言えます。

副業塾/ビジネス塾でも一緒でお金がどうにも出来なくて上手くいかない人が非常に多いです。

次回の記事で副業塾/ビジネス塾でのお金の使い方について書いていきますが、今日はせっかくなので経営者の失敗するお金の使い方について書いていきます。

起業当初は自分で全てやる事が多いです。
毎日の売上チェックや経費の精算、銀行の通帳記帳や入出金のチェック等、社長がすべて目を通します。

しかし、ある程度経営して売り上げなども安定してくると売上や利益等のデータも従業員さんが資料をまとめてくれるので、サッと目を通して終わりにしていたり、そもそも目を通さなくなります。

そして経費を使いだします。
1番良くないのが、銀座で1晩で500万使ったとか、100万円でゴルフクラブを買ったとか、2000万円の高級車を買った等々急に経費で落とせば良いと会社のお金を自分のお金という感覚になり湯水のごとく使ってしまいます。

その結果、順調だった会社が売上が落ちてきて気づけばそんなにお金を使えなくなってきても、その生活水準を落とすことが出来なくなり会社の運営資金が無くなります。

会社を潰さない為には、純利益以上にお金を使わない事が秘訣になります。
ここで利益にも種類がある事を書いておきます。

利益には売上総利益(粗利)、営業利益、経常利益、税引前当期純利益(税引前利益)、当期純利益(純利益)の5種類があります。
※こんなにあるって知ってましたか?

売上総利益(粗利)=売上高から売上原価を差し引いた金額 なので販売している商品やサービスの利益の事を指します。

営業利益=売上総利益(粗利)からさらに販売費および一般管理費(販管費)を引いた利益の事を指します。
(販売費=発送費・配達費、委託業者や代理店への販売手数料等)
(一般管理費(販管費)=人件や会社の減価償却、光熱や水道・通信など販売に関係のないところで発生する費用)

経常利益=企業が通常行っている業務の中で得た利益のことで、本業の儲けである営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いて計算します。

税引前当期純利益(税引前利益)=ある会計期間における事業活動の利益額を示す数字です。

当期純利益(純利益)=1年間の事業活動で得られた利益から、仕入代金や人件費といったすべての経費や税金を引いた金額のことです。

つまり、純利益が毎年残るように運営していれば会社は絶対に潰れないという事です。
※もちろん、黒字の会社でも社長のなり手がいなくて潰す事もあるし、身体を壊して入院の為に会社を潰す事もありますが、それは潰れたのではなくて、自分で潰したという事なのでこの記事で書いている事とはちょっとニュアンスが違うと思ってください。

とにかく儲けた以上にお金を使わない事を目指してください。
私はよく生徒さんに「ビジネス的に死ななければやってみましょう」と言いますが、意味は「資金がショート(無くならない)しないなら、やってみましょう」という意味です。

ちょっとでも私の書いた事が使えそう!と思っていただけたら、「スキ」&&「フォロー」してもらえると今後の記事を書く励みになりますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

あと、「こんな時どうする?」「これについて記事書いて!」「これを知りたい」等々あれば「コメント」くださいね。

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