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メバルプラッキング考察 1話

皆さんこんにちは!
『うえだれん』です!

今回は僕が最も時間を掛けて考えてきた
「メバルプラッキング」に関しての考察です。

僕は9年間もの長い間、
「ワーム」を使わずに「プラグ」だけでメバルを狙ってきました。
そのような経緯もあり、noteでしっかりと残し、多くの方に伝わることが有れば良いなと思いこの記事を書いております。
この記事を読んでいただいた方のメバルプラッキングが少しでも有意義なものになれば、幸いです。

そして、記事ごとにテーマを決めて書いていきたいと考えております。

今回のテーマは…

「プラグ」と「ワーム」


メバルを釣るために主に用いられるものは
「プラグ」と「ワーム」です。
この2つのメバルに対するアプローチ方法はしっかりと考えて使い分ける必要があります。
そして、考えれば考えるほど「プラグ」の効率の良さが見えてくるので、僕は「プラグ」だけの使用を選択しております。

では基本的な使い分けに対する考え方は?

「プラグ」は魚から来てもらう
「ワーム」は魚の居場所に入れる


という形で理解することが1番簡単な考え方だと思っています。
この違いの根底にあるものは、ルアーによる水の中での存在感、
つまり「水押し」の違いをどれだけ理解できているかだと考えております。

この「水押し」はメバルの捕食行動に対してアプローチするために第一に考えるべき要素。
メバルは目が発達している魚ではありますが、捕食行動の初期段階では「側線」を利用した周囲警戒を行っています。(夜行性ということも加味して)
つまり、「側線」へのアプローチがメバルの捕食を引き出す第一のファクターとなります。

これを踏まえて考えると…

ルアーの持つ「質量」「水押し」の強弱を演出し、「側線」へアピールするということが見えてきます。
そうなると上記で述べた「プラグ」と「ワーム」の使い分けが理解できてくるはずです。

「ワーム」に関する「水押し」

こちらはジグヘッドの形状やワームの形状によって異なりますが、中空の物はありません。
さらに、ジグヘッドはほとんどが鉛やタングステン。
つまり水の中に馴染み、どちらかというと「水を切る」という形になると考えています。
ワームの中で1番「水押し」が強いと考えられるのは、
「ラウンドのジグヘッド」または「進行方向に対して面のあるジグヘッド」に「ボリュームのあるシャッドテール系」のワームを装着した物だと思っています。
(ワームを使用しないため釣具屋で見た商品を想像上で組み合わせて考えた結果なので、これに関してはハッキリとした見解は述べれません。)

しかし、基本的に「ワーム」を使用する釣りではメバルのレンジに合わせるか、
メバルのレンジの少し上を通して喰わせなければなりません。
つまり、メバルのレンジをしっかりと把握し、そのレンジに応じてキッチリと「ワーム」をトレースしなければ、釣れ難いと考えられます。
それが釣り場に着いてすぐだと、把握してる情報が少ないので、尚更難しいのです。
ですが、メバルの位置などがしっかりと把握できた状況では、「ワーム」の方が良い時があるとも考えられます。

「プラグ」に関する「水押し」

プラグに関しては、
「張り合わせの中空モデル」と
「ソリッドボディの中身の詰まったモデル」
の2タイプがラインナップされているかと思います。
今回の記事では、この二つの使い分けには深く触れず、多用される「ボディに空気を含んだモデル」をプラグとして考えます。
(ソリッドボディのモデルとの使い分けは今後書く予定です。)

この「ボディに空気を含んだモデル」は水中での「存在感」がとても強く、メバルを呼ぶ能力が高いと考えています。
お風呂に入った時に空気の入った洗面器を沈めようとするとかなりの力が必要となりますよね。
つまり、水中で空気が動くということは、より強い「水押し」が発生することになります。
これが「プラグ」の最大の特徴であり、最大の武器となります。
この最大の武器を活かして、メバルが定位しているレンジからプラグのトレースレンジまで「メバルを引っ張り上げて喰わせる(コールアップさせる)」ということがプラグ使用の理由となります。
これにより、エサを捕食する体制であるメバルを効率よく拾っていけることが可能となりますね。


今回のまとめ

ここまで書いてきた内容から考えられることは、「ワーム」「プラグ」のどちらも利点があり、メバル釣りには欠かせない釣り方ということ。
しかし、毎回メバルの定位するレンジは変わり「昨日はこうだった!」というのは通用しないのが大半です。
「プラグ」を入れることで、その日の

メバルのレンジの把握
コールアップの距離
メバルの有無

という、釣ることに関して最も必要な情報を即座に手に入れることができます。
「ワーム」で同じエリアをじっくりと時間をかけて狙うよりも「プラグ」で効率よく多くのエリアをランガンし、状況把握に努め、捕食行動に移りやすいエリアを絞り込むことが大切だと考えております。

あくまで僕個人の見解ですので、一つの参考資料として考えていただければ幸いです。


次回は
『プラグの中での使い分け』

という、もう一つ踏み込んだ内容を記事にしていきたいと思います。

最後に僕の各SNSのリンクを貼っておきますので、お時間ございましたら、そちらもご覧下さい。
(各バナーをクリックするとリンクに飛びます。)


では失礼致します。

『うえだれん』でした✋


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