EGS経営についてちょこっと調べてみた!
みなさん、おはようございます!ひがちです♪
SDGsを調べていると「ESG」という言葉をよく見るので、ちょこっと調べてみました。
ESGとは?
まず、EGSとは3つの要素から構成される企業が成長するために必要な指標らしいです。
その3つの要素は以下の通りです。
そして、それぞれの各要素の具体的な取り組みは以下の通りです。
【1】Environment(環境)
自然環境に対して配慮すること。
例えば、環境汚染や省エネ、CO2排出量の削減など。
【2】Social(社会)
社会へ及ぼす影響を考えること。
例えば、人権や差別のない労働環境への配慮すること等。
【3】Governance(企業統治)
企業経営に関する多様な管理体制のこと。
例えば、自社の資本効率化に対して取り組んだ企業などは高く評価されています。
これらの要素のうち、環境と社会に対しての配慮は分かりやすいですが、「企業統治」については比較的広い意味合いで使われるため、注意が必要です。
こちらのESGで扱われている「企業統治」は基本的に、外部取締役の選任や女性の管理職登用、利益配当を積極的に分配するなど、中長期的な視点で企業の収益に繋がる様々な取り組みがGovernance(企業統治)に該当するとのこと。
ESG経営が注目されるようになった背景
ESG経営が注目されるようになった背景には以下の要因が挙げられます。
◉EGS経営が注目され始めた要因
・経済的格差や自然破壊・汚染など、資本主義活動の負の部分が問題視されるようになった。
・過度な事業展開により、環境汚染や環境破壊、労働問題などが目立つようになった。
・地域社会での様々な外部要因が企業成長に影響を及ぼすようになった。
つまり、企業の利益追求が加速した結果、それが様々な環境問題や社会問題につながってしまったため、EGS経営という新たな指標が提唱されました。
また、企業の利益追求が加速しても、短期的に利益を上げることはできますが、社会に対して悪影響を及ぼしてしまう場合、持続的な成長は見込めません。
このように企業と社会問題は切り離すことのできない、いわば「相互依存関係」にあるといえます。
これらの要因から、企業の持続可能な成長と発展を目指すためにも、ESG経営の観点が重要であるという認識が世界的に広がりました。
SDGsとの違い
ESGとSDGsは持続的な社会問題への取り組みといった点で指標が似ており、近年はセットで注目されています。
それではその具体的な違いについて説明します。
◉EGS
EGSの考え方はSDGsとは違い、あくまで企業目線で社会問題や環境問題に向き合います。
特に顧客や株主、取引先、地域などのステークホルダーへの配慮を指標に置き、企業の長期的な成長を考えていくものです。
そして、企業がEGSを意識して事業活動を展開していくことで、結果としてSDGsへの貢献にもつながっていくといった関係性となります。
◉SDGs
SDGsの考え方はEGSより広く、企業以外も含めた社会問題や環境問題と向き合った取り組みです。
そもそもSDGsは、国・地方団体、企業の全てを含んだ最終目標を明確にしたものであり、一つの企業の利益や社会貢献が優先されるわけでなく、SDGsが掲げる目標を経営戦略に落とし込むことで、持続的に企業価値が向上させていくといった考え方です。
とはいえ、ESGとSDGsには共通した目標が多いため、ESGだけを指標とするよりSDGsの目標達成を目指してESG経営を行っている企業は多いといえます。
ESG経営に取り組むことで得られるメリットとデメリット
ESG経営に取り組むことで得られるメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
①ブランド力強化によるイメージ向上。
②経営のリスクを減らせる。
③新規事業など、ビジネスチャンスに繋がる。
デメリット
①短期的な成果に繋がらない。
②統一された評価基準がなく、方向性が定まらない時がある。
③経営者のパーソナリティが注視されるようになる。
詳しい解説は本編にて!
まとめ|長期的な視野でESG経営に注力して社会貢献度の高い企業を目指しましょう!
ESG経営はステークホルダーへどれだけ配慮できるかが鍵です。
また、長期的な戦略として、SDGsと合わせて推進することにより、投資分野でも企業の存在感を示すことに繋がります。
長期的な視点で目標を掲げ、企業経営がより良い方向に進むよう、取り組んでみてはいかがでしょうか!
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