音楽と生きていく
昔、音楽スタジオでバイトしてた時の話。
毎週日曜日に予約を入れてくれる50代〜60代のおじさんバンドがいました。
日曜の朝10時〜12時の2時間練習して、その後、受付前のロビーでタバコ休憩(当時は禁煙のスタジオは少なかった)
その後、みんなでお昼ご飯を食べにいく。
というのがおじさんバンドの毎週日曜日の流れでした。
当時、受付業務をやっていた自分はその光景をみて、本当に素敵だなって思った。
こんな歳の取り方をしたいなって。
ライブのために練習をしているわけでもなく、あくまで演奏を楽しむ目的で、毎週日曜日に仲間と集まって、好きな曲を演奏して、楽しそうにお昼ご飯に向かう、その姿は本当に素敵だった。
別にプロなんか目指さなくても良い。
だって誰のそばにも「音楽」はあるんだから。
おじさんたちの後ろ姿は、音楽でプロを目指すことなんかよりも、ずっと素敵に思えた。
最近、僕は楽器の練習ができていない。
なにか、大切な物を忘れているような気がしている。
今は昔と違って音楽は発信しやすいし、拡散もしやすい。
それなのに、もったいないよな。
もっと楽しく。音楽をやろう。
そして、もっと楽しく発信していこう。
よし。がんばろ。
皆様の温かい応援が音楽活動の幅をより広げより深める力になります。応援よろしくお願いします!