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奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 ――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために by エシモの備忘録

どうもエシモです!それでは今日も早速気になった本をご紹介していきます!レッツ備忘録!

今回は「奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 ――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために アバタローさん解説」が面白かったので、まとめを共有します。

◆前提知識
奴隷の哲学者 エピクテトス
紀元前3世紀頃のローマ帝国五賢帝時代の*ストア派の哲学者、彼を師とした哲学者が何人もいる。後の皇帝マルクス・アウレリウスもその一人だ。
*ストア派とはストイックな哲学派閥のこと。「降りかかる災難・運命に、どう対処して自己の平静を保つか・・」という自律精神、つまり「自由」な生き方を養う哲学

◆エピクトテスのアドバイス

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・自由に生きたいけどお金も影響力もないよ・・・
→自分次第でどうにかできないものは放っとけ

自由とは金や権力がある状態ではない。金や権力を欲するものはそれらに自らが捉われていて、金や権力を得た者は今度はそれを手放したくないという恐怖心(得た時の喜びよりも失った時の悲しみの方が心理的な影響力は大きい)にとらわれるのだ。自分次第でどうにかできるもの意外は気にするな。
金や権力は他人の意向が反映されるので、時の運だ。それよりも午前中はスマホを見ないとか、寝る前の15分は座禅をするなどの自分でコントロールできることに注力することが自由に生きるということだ。

・他人の評価が気になって、自分らしく行動できないんだ・・・
→自分の意思だけに集中せよ

自分が正しいと思ったことは誰に反対されても正しい。なぜならあなたの意思はあなたの所有物だからだ。奴隷の身分ではほぼ全てを他人に侵害される運命だったが、唯一自分の意思だけは誰にも侵害されなかった。自分の意思さえも他人の意見に振り回されるなんてなんとしょーもない人生か。承認欲求は捨てろ。他人の評価を気にした時点で自分の意思は他人に侵略されている。その分自由は遠のく。
→いかに承認欲求が無駄かってことだね。スマホの通知はなるべくオフにするべきだし、SNSの使い方も見直した方がいいな。SNSは承認欲求を満たす場所じゃなくて、人に喜ばれる情報を発信する場所だということを忘れないようにします!

・自分の欲望に打ち勝てないんです・・・
→やるべきことを後回しにした時の後悔を想像してみろ

欲望を叶えた時の快楽と、その後に襲ってくる後悔、どちらを想像するかで欲望に溺れ過ぎない生き方を実現できる。全てを後回しにするといずれ襲ってくる大きな後悔に耐えられない。常に小さな苦痛を選び、後のリスクに備えよ。苦痛も集中してくればこなせるようになる。

・困難な状況に立たされると自分を見失いがちで・・・
→常に自らを内省し、自分の得意なものを強化していけ

→自分を客観的に見ることができると、自分の癖や長所に気づけるようになる。客観視する手段として日記をつけることは効果があるみたい。前にどこかで「大成する人は自分のことを背後から俯瞰している感覚(RPGゲームのキャラクターを画面から見るように)で日常を過ごすことができる」と聞いたことがあった。人って他人には厳しく言えて、自分に甘い生き物。この客観視する力を日記で養えるなら、続けてみる価値あるな。

以上、奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 ――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために アバタローさん解説のまとめでした!みなさんはどう思いましたか?

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