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お金を、資本を、どう使ってきたか、がそこに現れている。これからどう使うか、で未来がつくられる。

仰かおるさんの記事です。

この中で紹介されていた記事の一つです。

繭子さんは

今の現実を作っているのは、というのは少しスケールが大きいかもしれない。

と述べられていますが、スケールを大きくしたって良いと私は思います。一人ひとりのミクロな行動が、判断が、例えば、どういう風にお金や時間を割り当てたが、全体をつくっているんだと思います。ちょっと違うのかもしれないけれど「バタフライ効果」みたいなもの?

先日読んだこの本 も相通じるような主張です。

最近、街を歩いてみると、閉店してしまったお店が多いな、って思います。一度は訪れたことがあるお店、行列して食べたことのあるラーメン店だったりすると、何とも言えない気持ちになりますね。こうした現実も、一人ひとりのお金の使い方がつくり出しているのだと思います。

ごく一部の限られた場所のみでの話題かもしれませんが、「米国か全世界か」なんて議論があるようです。

「米国か全世界か」というのは、

1)ほぼ全てが米国の会社の株式で占められたポートフォリオ、

2)全世界の会社の株式で占められたポートフォリオ、

投資するならどっち?というもの。

ここ最近の株価を見ると、1)!という意見が多めなのかな。1)を選ぶということは、そこに投じられたお金で米国の会社の株式を買う、保有するということです。他の国の会社の株式は買いませんから、当然のことながら、そこにあるお金で日本の会社の株式が買われることはありません。より効率良く収益を上げる対象にお金を投じたい、儲けたい、というのが投資家の習性でしょうから、米国の会社がそうだ!というのであれば、それは当然で仕方のないことかもしれません。ただ、こうした行動がどんな未来をつくるのだろうか、って考えたりします。米国の会社が日本の会社をガンガン買収していったりする?米国の会社は儲かりそうな、自分たちにとって意味ある会社を買うでしょうから基準を満たさない会社は?この辺は妄想ですけれど、何に投資するかが未来を変える可能性は十分に考えられます。

こんなことを書いている私自身も、投資信託を通じて外国の会社の株式に結構な割合で投資しています。もちろん、日本の会社にも投資していますが。

お金の使い方、使われ方で変わるのは、街並みだけではない、私はそう思います。少しずつかもしれませんが、未来をつくっているんだと思います。

年柄年中、全てのことに、このお金はどこへ行くのか、なんて意識するのはしんどいとは思います。でも、思い立った際に、自分が使った、投じたお金で何が起きているのか、を妄想してみても良いのではないでしょうか。

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