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自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書

読みました!

徳力さんがこの本で示されているのは、自分の本名で本業にSNSって活かせるよ、トライしてみませんか、という提案です。

私の場合、ハンドルネームで発信を続けていて、また、その発信も本業とは違う、ということなので、徳力さんのご提案から逸れている面はあります。

でも、私も

インターネットがあってよかった。SNSがあってよかった。

同じ想いです。私の場合、ブログからスタートして、Twitterも使い、今現在、一番に重いウエイトを置いているのがnoteです。

本の帯に

「自分のメモ」として書くだけ。

とありますが、私もその感覚でブログを始めました。ブログに付けたタイトルは「備忘録」でしたから。

当時取り組み始めた、投資信託による資産形成について調べたこと、見つけたこと、感じたことを自分のためのメモのように書き連ねながら発信を積み重ねていったわけです。

私も実践中?”(アウトプットを)ズラすコツ”


徳力さんが”(アウトプットを)ズラすコツ”として挙げられていた、

ニッチに絞って「深さ」で勝負する

このコツを実践していたのだと思います。今もってまだまだニッチ(と私は感じています)な、投資信託による資産形成ですが、私がブログを始めた15年前は今以上に遥かにニッチでした。当時と比べると、様々な面で激変しています。

”ズラすコツ”のうち、このコツも実践しました。

リアルを組み合わせる

Twitterでのコミュニケーションがきっかけで、「とりあえずトライしてみましょう」という感じでスタートしたイベントでした。ブログ等で発信していたことがきっかけで、”投資信託にだまされるな!(編集をされていたのがnoteの加藤貞顕さん!)”で注目されていた竹川美奈子さん、業界誌「投資信託事情」の編集兼発行人の島田知保さんとの接点があったからこそ生まれたイベントです。おかげさまで、10年を超えて、100回以上、開催することが出来ました。

イベントに取り組んできたことで、メディア等からの取材依頼を頂けるようになりました。過去の履歴の一部を⬇️のページにまとめてます。

noteでのイベントも経験させてもらいました。

こうしたイベントがつくることができたのも、ブログ等で発信していたからこそだと思います。

昨年11月のイベントにゲストとして御登壇してくださった奥野さんとの出会いのきっかけは、このブログ記事でした。

この記事を奥野さんのチームの方が見つけてくださってご連絡を頂いたのです。

奥野さんとの出会いはごく一例です。上述の竹川さん、島田さんとの出会いのきっかけもブログが大きな役割を果たしていましたし、沢山の出会いをつくり出してくれました。

最後、10個目の”ズラすコツ”

量より質、数より熱量を重視する

最近、特に強く意識していることかもしれません。届いて欲しいところに届く、贈りたい人の手元にたどり着く、そのためには贈り物の中身こそに注意をもっと向けるべきなのだろう、ということです。PVが多くても贈りたい人のところに届かなきゃ意味ないかな、って。思った通りに伝わっているか分からないのですが、noteに「スキ」を頂けると、とりあえず届いたんだ、というのが分かるので嬉しいですね。

梅田望夫さん


徳力さんと同じく、私も大いに影響を受けました。ブログにも梅田さんの本から感じたことを沢山書いてました。一度ナマの梅田さんのお話を、と、その時の記録が見つかりました。

16年前か、、、この頃は「備忘録」ではなく「日記」でした。

梅田さんといえば、今でもこの記事を時々、読み返します。

この言葉との出会いもインターネットがあったからこそ、ですよね。


インターネットがあってよかった。SNSがあってよかった。


昨年5月につくった自己紹介の記事です。超長文です。

めちゃくちゃ長いので、かいつまんで言うと、私の「投資とは」という考え方、捉え方、それに基づいた資産形成の実践は、時間と共にかなり変化してきた、ということです。大きな変化がなかったのは、投資信託を毎月、コツコツと買い足していく、これだけだったとさえ言えるかもしれません。その変化を、私自身、非常にポジティブに捉えています。変わって、変われて、良かった!と。

その変化をもたらした、届けてくれたのが、インターネット、SNS(ブログ、Twitter、note)での発信、そこから始まった沢山の人との出会いだったのです。

私の場合、SNS起点で本業の仕事のひろがりをつくってはいませんが、そこから少し離れた場所での得難い体験、経験、発見をもたらしてくれました。それは、多分、これからの生き方、時間やお金、自分の資本の使い方等に大きな参考になってくれるのだと感じています。そして、思いがけないハプニングもやって来るかもしれません。そんなわけで、これからもずっと発信を続けるんだろうな、って今は思っています。

徳力さん、楽しく、また、ちょっと昔が思い出される、そんな読書体験をありがとうございました!

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