ガイダンスガイダンスレボリューション
今日のnoteはガイダンスガイダンスレボリューションです。
つまり革命的なガイダンスのガイダンスをするという試みです。
タイトルはゲームセンターで素晴らしいステップを踏んで遊ぶあの機会にちなんで命名しました。
イジっている訳では全くないのですが、あの人目につくところで自分の好きな事を精一杯してる輩には敬意を称しています。実にカッコいい愚直な人達だと認識してます。
改めまして、今日行うのはガイダンスガイダンスレボリューションです。革命的なガイダンスのガイダンスを致します。
それでは、まず何に関してのガイダンスなのか?それは僕自身の授業のガイダンスです。面白くも何ともないかもしれませんが、お気づきの点あれば是非教えてください。
そして、もちろんこのガイダンスを作った時家で1人でこう言ってました。
「革命を起こす幕開けの夜ぅぅぅぅ!!!」
1番最初の授業というのは生徒にとって1年間の予想を立てる瞬間です。生徒たちは残酷にも「当たり」なのか「はずれ」の先生なのかをジャッジしています。まぁ自分の学生時代を思い返せばそんなもんでしょう。
なので、確実に「当たり」の先生であるという事を認識させる事が最重要課題になります。
ここからは実際に使っているスライドを元にガイダンスガイダンスレボリューションをしていきます。
「皆さんが円滑に、そして楽しく志望校に合格できる様な授業をして行きたいと思うので、最初に授業のルールから話したいと思います。」
「まず、近くの席の人たちで3〜7人のグループを作って机を引っ付けて下さい。グループのメンバーはクラスの席替えで変わることはありますが、次からはこの形で授業を行います。」
ここでのポイントは、「3〜7人のグループ」である事。仲間はずれ、気まずいグループをなくすため。
そして、生徒の心を掴む当たり前の言葉。
「皆さんは必ずチャイムが鳴ってから机を動かしてグループを作ってください。先生はブラックな形態が嫌いなので、休み時間はしっかり休んで、チャイムが鳴ってから動いてください。もちろん、チャイムが鳴る1分前までには机は直してもらいます。早出勤・残業なしの授業で行きたいので。」
これは本当にズルいと思います。
めちゃくちゃ生徒思いのいい先生かと思わせる作戦であり、実は自分には何のダメージもないのです。
そして、上のスライドをまず出します。司会はこの様な感じ。
「皆さんおはようございます。今日は一切教科書は使わないので、準備してくれた生徒には申し訳ないですが、直してもらっても構いません。」
続けて、「確認事項です。お手洗いはご自由に。足が臭う生徒は足も洗ってきてください。水分補給もご自由に。コーンポタージュは飲み物ではないので、禁止です。ドリンクバーのみ、スープバー別といった感じです。最後に、授業に関する事であればおしゃべりも自由です。」
ここでのポイントは、「すげぇ自由にさせてくれる!当たりじゃんこの先生!!」と思わせる事。
ネタバラシをすると、トイレなんて行けて当たり前だし、熱中症対策で飲み物はもちろん自由。おしゃべりもどうせする奴はするし最初に禁止したところで何の効力もない。そもそも自分の授業は私語をする時間はほぼほぼ取れない様になっています。そして、授業の半分で少しの休憩時間を設ける授業スタイルを取っているのです!レボリューション!
続いてのスライドはこちらです。
簡単な自己紹介ですが、ポイントは「なんか他の先生と違くね?」と思わせる事です。
弱点のところは、本当に弱点なので、「なんか僕にムカつく事があれば酒を飲ませて膝目掛けて突進すれば一発KOです。まぁその前にギターでぶん殴ります。」と言うとちょいウケます。
ここからは少し真面目な話。
これはただぽい事言ってるだけです。
「教養っていうのは時にその人の身長を表すものだと考えています。未来は誰にもわかりませんが過去は歴史から知る事が出来ます。未来を見るためにはまず、反対を向いて、本をたくさん読んでいるうちに、その本たちを台にして遠くの深い過去まで知る事ができます。そしてまた反対を向くと、遠くの深い未来が見える様になると僕は思っています。」
っていう事をクラスの雰囲気を見て言うか否か判断しています。「自由でどうぞ」って言うだけでは逆に冷たいかなと思ってこの様な流れにしています。
後は、1年間の成績評価を最初に提示します。これは自分が学生の時に「この先生何をどう頑張れば評価されるかわかんねぇな。」と思っていた事を防ぐためです。
ただし、無駄な努力を評価しないのかと言う話になるので、「満点は100点ですが、生徒の日頃の努力に応じて加点を上限10点付けます。」というルールを付け足しています。
以上の僕の革命的なガイダンスを締めくくる最後のスライドがこちらです。
んー。まぁこれは僕のエゴです。ただ言いたいだけで、響くやつには響くだろうし結局何を言っても無駄なやつには無駄なのです。響くかもしれないなら響かせたいという気持ちで最後はこのスライドで締めています。
以上!僕の革命的なガイダンスでした。
大切にしているポイントは
「この先生当たり!」
「他の先生とは違う感じがする」
この2つを生徒に思わせる事ができたらもうこっちは万々歳な訳です。
まぁ革命後は大体倒れるので一概に良いとは言えませんが、チェゲバラみたいに華麗なステップを踏んでヒーローになれるように頑張ります!
長い文章読んでいただきありがとうございました!
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