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知識が繋がる気持ちよさ

実家が送ってくれた日本食の中にぜんざい(お汁粉)と鏡餅が入っていたのですが、それを食べながら1週間遅れでお正月を感じた松木蓮です。
#ぜんざいはお正月に食べるのかは謎
#日本食がたくさん送られてきて幸福度がかなり上がっています
#両親に大感謝です


さて、ここ数日は連日ヴァイキングの連載ブログを更新していました。200ページ超の参考文献(と、実はもう一冊ヴァイキングの本を持っているけど使っていない)を読み込んで、それを噛み砕いて時々僕の知識をつなぎ合わせながら書いています。

一応誰にでもわかるように書いているつもりではあるのですが、きっと需要がない(=ヴァイキングのことをめちゃめちゃ知りたい人はそうそういない)ので、もはや付いて来れる人だけ付いて来て、という感じで爆走しながら書いています。まだ1/3程度しか終わっていないのでまだまだ続きます。宜しければお付き合い下さい。


そんなわけで、最近はヴァイキングについて四六時中勉強しておりまして、僕の勉強の仕方はこんな感じ。

①歴史書を読む
②Netflixの「Vikings」と見る

の二本立てです。これに加えて、前に読んだ北欧神話の本と頭の中で繋ぎ合わせたり(例えば、主神オーディン、雷神トール、女神フレイア)、して理解を深めています。

この教材の良いところは、まず活字でインプットして(歴史書)、その確認作業として映像を見る(Netflix)。活字だとどうしてもイメージが付きにくいのですが、映像と併走させることで、より密度濃く理解できるという感じです。

とはいえ、Netflixの「Vikings」シリーズについては、あくまでもエンタメとして作れらているところもあり、どこまで史実に沿っているかグレーなんですよね。なので、例えば、歴史書に書いてあったヴァイキング達が使っていたコップを映像で確認する(動物の角の中をくり抜いてそれをコップにしていた)、住まいを確認する(ほとんど木造)、というようなレベルでの確認作業です。


今日は、「知識が繋がる気持ちよさ」というテーマなのですが、先ほど書いた内容でも十分に知識がガッチャンって繋がって気持ち良いんですが、先日読んでいる時に、ズーーーと昔の記憶が蘇りまして、それが綺麗にピタッと繋がったんです。

時は遡り、大学3年生の秋学期。僕はスウェーデン留学から帰国して、母校に復学していた頃です。どういうわけか帰国してから北欧のことをもっと知りたいなと思って、学内で北欧に関する授業がないか探したところ、「北欧史」を見つけました。

具体的な内容は、ナポレオン以後の北欧の近代史でした。ナポレオンがヨーロッパ中に与えた民族ロマン主義が北欧諸国ではどんな形で波及していったのかというのが骨子です。

元々事前知識もなかったので、とりあえず教授の目の前に座って綺麗にノートを取っていました。当時は近代史にあまり興味もなく、結構退屈だったんですね。

それでも先日歴史書を読んでいる時に、当時習ったことがフワッと思い返されて、「あともにあ、あの時先生が言っていた事ってこういう事だったんだ、なるほど、めちゃくちゃ面白いじゃん」と当時の微かなる知識の輪郭がようやく見えて、繋がったんですね。その当時のノートは今もデンマークに持ってきていて、それを見返すと、BINGO!その通りでした。つくづく、勉強ってこういう瞬間があるからやめられないですよね。

明日はこれに関してちょっと深掘りするのですが、簡単にはこんな簡易です。

ヴァイキングの主要都市であったHedebyという町がありました。ここは今でいうシュレスヴィヒという地域にあって、実はドイツ領なんですね。ヴァイキング時代はデンマーク領でした。これがいかにしてドイツ領になり、それによってデンマークでは何が起きたのか、そんな感じです。

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↑当時はなんのこっちゃわからなかったシュレスヴィヒ・ホルシュタイン問題

という事で、今日の結論としては、知識って時間差で効いてくるから、点を打つように興味のあることはとことん勉強した方が良いよね、というお話でした。

それではまた明日お会いしましょう!




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