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全員応援すると決めたこと。

最近、きゅうりに味噌をつけて食べてばかりいる松木蓮です。
#戦時中か

デンマークの大学院にて「福祉のデジタル化」について学びながら、北欧情報メディアNorr北欧留学大使の管理運営をしています。

さて、毎度のことですがお知らせとしては、Norrというサイトにて「北欧に関する記事」を募集しています。募集した中から、良いなと思ったものをNorrホームページに転載させていただこうかと思っています。Norrをパイプ役として、北欧に関する情報がより活発に行き交うようになるので、ぜひご応募いただければと思います。

ちなみに、Norrは「北欧 情報」「北欧 メディア」で検索をかけると一番上にくるサイトです。


それでは本題の「全員応援すると決めたこと」というタイトルで、北欧留学を全力で応援するということについて書こうと思います。

今年の6月にインスタグラムで作った「北欧留学大使」というアカウントがあります。僕自身、現役の大学院生としてデンマークに滞在していて、そのきっかけとして学部時代のスウェーデン留学があったりします。僕のように北欧に留学したいと思う人が年々増えている(肌感です)と思うのですが、それに見合うだけの情報量がまだありません。

正確には、「情報を持っている人」と「情報が欲しい人」がマッチングする機会ってあまりないです。大学のプログラムとして留学する場合は先輩から話を聞けたりできるのですが、それでも英語圏の留学先と比較したら情報量の桁が違います。僕自身も大学院出願(締め切りの半年前に院進を決めた)の際には、情報収集に苦労しました。

こうした需要と供給の不均衡、理想と現実の大きなギャップを解決したいなと思って作ったのが「北欧留学大使」であるという背景があります。

開設から5ヶ月経った今、550人ほどのミライの北欧留学生を抱えるアカウントにまで成長し、大使として現地の情報発信をしてくれた現役の北欧留学生は今現在で、11名です。

最近は大使同士の繋がりを作るべく「大使村」と称して、Slackグループを作りました。まだほとんど動かしていませんが、近々ちゃんと動かします。


【お前は最善を尽くせているのか?】

北欧情報メディアNorrもそこそこのサイトになってきて、北欧留学大使も僕が特別手を付けなくてもしっかり回るようになってきました。言って仕舞えば、僕が何もしなくても勝手に回るように設計していたので、その点機能としては上手くいっている方なのかなと思います。当初も、そのうち僕は完全裏方に回って、最小限の労力で関わろうと思っていました。

が、それでもやればやるほど、フォロワーは増えていくし、他の北欧留学生の方の投稿を見て、これから北欧に留学したい人とのやりとりを見て、「僕は最善を尽くしているのか?」と思うようになります。

一線を引こうかと思っていた時期だったのですが、「おい、それがお前のできることか」とリトル松木が耳元で囁きます。
#リトル松木って誰だよ

それで、初心に戻って昔を振り返ると、「僕は北欧と日本の架け橋になりたかった( #高校推薦入試の面接で僕は将来外交官になるとわめいていたよ )」し、「同じような波長を持つ人と手を繋いで、一緒に社会を動かしたかった」という記憶が過ります。


僕はどこかで楽をしようとしていました。留学相談にしても、最初はそれなりに真摯に対応するけど、一線を引くタイミングを見計っていました。時々、「留学の相談をさせていただきたく思ってまして、少しお時間いただけませんか?(=スカイプできません?)」という連絡がきたのですが、直接話すことは絶対にしないと決めていました。

なんならBaseかなんかでネットショップを立ち上げて、「個別留学相談を受けれる券」を売ろうとさえ考えていました。
#相談受けるから金頂戴ってダサいですね

最近、どうやってこれから道を作っていくのだろうかと考えることがあるのですが、やっぱり今の社会には応援してくれる人が必要だなと感じます。一匹狼でなかなか社会は変わりません。

これからもっと応援される人間になるべく人間がその時になって「応援してください!」と言ってしまうのは、さすがに虫が良すぎます。まずは自分から応援しろよ、というのが順番として正しいと思っています。今しっかりと膝を突き合わせて一所懸命に相談に乗って、「こーしたらいいんじゃない?」「それはやらない方が良いと思うよ」と寄り添って考えるのがきっと僕に今できる最大のことだと思い始めました。

全員を応援することを決めました。


【膝を突き合わせて対話する】

いつしかSNSがオワコンであることに気付いてから、積極的に発信するのをやめました。SNSのタイムラインなんて誰も見ていません。あなたも見てないですよね?そんな中で「シェアお願いします!」だなんていうのは、オーケストラのど真ん中で叫ぶのと同じです。誰にも届きません。自分でさえタイムラインをチェックしないのに、なぜ他人があなたの発信に目を向けるはずだという数式が成り立つの?

むしろ、それはリスクに近いとさえ思っていて、赤の他人ですらあなたの発信を見られるようになったので、もしあなたが”作品”という名の「ウンチ」を投げてしまっては、その瞬間、受け手は「あ、この人はウンチを作る人なんだ」となるでしょう。

発信は程々にして、まずはウンチを作らないことに精を出すと決めました。


そして、同時にダイレクトに人と繋がることも大切だと思います。昨日SNS内で起きていたバズの投稿主をまだ覚えていますか?バズは打ち上げ花火的で、初速は爆発的に速いけど、その分失速も速いです。それよりは線香花火的な、地味だけどどこか儚い「一対一の対話」にシフトした方が良いはずです。
#網漁からモリで刺しに行くへ
#この方がトータルで見てコスパが良い


そんなこんなで、今後(オンラインだけど)膝を突き合わせてしっかりと耳を傾ける機会を作ろうと思います。その手始めとして、今週末オンラインで開催される「デモクラシーフェスティバルJapan 2020」で出展します。先日のブログの内容です。

「集まれ!ミライの北欧留学生」と称して、これから留学を考える人の相談・質問にのるというシンプルなイベントです、というか座談会です。もちろんターゲットは「北欧留学を考えている人」で、「北欧留学大使」という箱を中心に集客をします。

いや、違う。ごめんなさい。事後報告になるのですが、すでに集客は完了しました。このイベントの主旨は「相談に乗る、質問に答える」なので、元々5人程度の少人数を考えていました。

それで、早速今日告知を投げたのですが、秒で申込があって、1時間足らずで集まりました。すでに応募フォームは閉じています。あのまま行ってたら20-30人くらいが集まっていたんじゃないかなと思います。

公でイベントページを作るよう運営側より言われていたのですが、嬉しいことにやるまでもなく集まり、結果的に僕が自分で企画して人を集めた(=「デモクラシーフェスティバルで出展します」という宣伝が意味なくなった)という形になりました。

今回の「座談会イベント」はあくまでもきっかけにすぎないので、今後定期的にやっていこうと思ってます。北欧留学に興味のある方はぜひ「北欧留学大使」をフォローしてみてください。このアカウントはすっぴんで面白いです。オススメです。


【最後に。】

歴史ってすごく価値があるから好きな学問なんですけど、ここでいう歴史っていうのは、徳川家康とかナポレオンみたいなTHEがつく歴史だけではありません。誰かが通った道を「知る」ということが広義の歴史であるならば、数学の公式も誰かが苦労を重ねてようやくたどり着いた道の先を「知る」ということです。こういう風に考えると世の中の多くは歴史という扱いになります。

そうした歴史は後世を生きる人が歩きやすいように整備する役割があって、今を生きる人はミライを生きる人が歩きやすいようにまた違う道を用意しておくという任務があると思っています。この循環がイノヴェーションであり、社会を前に進めるということだと思っています。

だとするならば、こと北欧留学に関しては、ミライの北欧留学生からしたら僕は「歴史」なので、そのノウハウ、経験をシェアして、次同じ道をあるく人が転ばないように道を均しておいた方が良いですよね。

「北欧留学」というニッチな分野ではありますが、これが僕が今尽くせる最善なので、一所懸命頑張りたいと思います。

これから北欧留学を考える全ての人を応援します。

今日も素敵な1日を!


一応、デモクラシーフェシティバルのHPを載せておきます。


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https://norr.jp


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