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現状維持バイアスから脱却せよ

まさに今自分自身が体験している、現状維持バイアスについて綴っていきます。

現状維持バイアスとは?

現状維持バイアス(Status Quo Bias)とは、変化を避けて現状維持を求める、現在の状況よりも好転するとわかっていても行動できない心理傾向を指します。確証バイアスや同調性バイアスなどの認知バイアスの1つです。

現状維持バイアスは1988年に経済学者のウィリアム・サミュエルソン氏とリチャード・ゼックハウザー氏の「意思決定による現状維持バイアス」によって提唱されました。

バイアス(bias)とは「先入観」や「偏見」という意味です。誰しもがこれまでの経験や生活習慣によって、自分が意識していないバイアスを持っています。

バイアスは誰もが持っているものですが、無意識のうちに自分の成長の弊害になっていたり、人を傷つけたりしている可能性があります。そのため、バイアスを認識するのは日常生活やビジネスシーンにおいても重要なのです。

参照:現状維持バイアスとは?起こる原因や外し方を解説

やらなくていい理由探し

突然、謎の焦りや不安・なんとかしなきゃという気持ちに苛まれて、自分の気持ちをうまくコントロールできなくなった。

第三者から言われてハッとしたんだけど。どうやら…ぼくは現状維持バイアスの影響を受けていたようで。

一旦やりたいことも定まったはずなのに、現状維持バイアスによって自分の行動に制限が起こっていたみたい。つまり「やらなくていい理由探し」が勝手に始まっていたってこと。

そう考えると、以前からずっとこの繰り返しをしていたのかもしれない…なんてことも感じた。人間の心理っておもしろい。

改めて、自分だけでは自分の姿って客観的に見えづらいから、どうしても認知できない部分が出てくるものだなと感じる。

ハードルはとにかく低く

「怖くない小さなことをやっていくぞ」とか言いながら、まだまだ怖いと感じてしまうことを、がんばってやろうとしている自分がいたと気づいた。

きっとまだ、いまの自分にとっては高さのあるハードルを飛ぼうとしているんだね。怖さを感じないところまで、もっともっとハードル低くしていこう。自分に合ったやり方、ペースって必ずあるから。

そういうことに気づくたびに、また前に進める。第三者の発言にハッとさせられて、自分で「あっ!!」と気づくことが大事。ほんとその繰り返し。

スモールステップとはいうけれど、もっと極端なくらいでもいいのかもしれない。結局、その積み重ねで未来が創られるんだもんね。

不完全な人間

こういう部分をさらけ出すのは少し恥ずかしい気もするけど、そんなところに人間らしさを感じる。

「ああ、自分も不完全な人間だわ…」そんなことを感じるけど、ぼくはそんな不完全な自分が魅力的で好き。自分のことが好きだから、こういうモードに陥っても自己否定にはつながらない

自分が嫌いだった過去、自己否定から抜け出せたのは、Kindle書籍の中で解説してきた。(こちらはKindle Unlimitedユーザーなら無料で読めます。参考までに)

不足している部分は人に頼ればいいし、今まで貯めてきた信頼貯金もある。今は考え方が変わった。自分の凹みは得意な人に任せればいい

もっと人に頼ることも、これからは取り入れていきたい。改めて、肩肘張らず自分らしく生きていこうと思う。


文章を綴ることは、心を落ち着かせる行動のひとつ。もしモヤモヤが晴れない人がこの文章を読んでくれているのであれば、まずやってみてほしいことのひとつ。

さて、ぼくはハードルをとことん低く設定して、新たな実験を始めてみます。また前を向いて、ゆっくりと歩みを進み始められそうな予感。

ひとりごと、おわります。

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