生存報告
2023/08/31
5時頃に目が覚めた。
今日はやらなければならないことがある。
皮膚科に行くことだ。
木曜日は午後からしかやっていない。
午前中はベッドの上で過ごそうと決心した。
ベッドに寝転がりながら何かを見ようとリモコンを手にした。
ホリミヤを見た。
1期の頃からかなり好きだったが、2期も良い。
ああいう高校生活をしていた訳ではない。でも自分の高校生活を切り取ればいくつかは重なる部分もある。だから好きなのだと思う。リアルとフィクションのバランスが絶妙なのだ。あんな高校生いるかよと思わされたり、高校生ってこうだよなと思わされたり、そういうところが良い。
9時頃になってお腹が空いたので近所のスーパーに行った。数日前から世界にクソ腹が立っていたので寿司を買った。寿司で自分の機嫌を取るのだ。
家から徒歩5分ほどの場所にあるスーパーだが、クソほど体調が悪い私には永遠のように思えた。
帰宅して寿司を食った。寿司はいつ食っても美味い。
午後になってからアプリで皮膚科を予約した。2時間待ちだった。皮膚科で2時間も待てないので家でのんびりしてから行くことにした。
1時間半ほどベッドで横になってから、出掛ける準備をした。
夏の暑さにはもう呆れ果てているのでタクシーで皮膚科に向かった。
皮膚科での待機時間は5分程度だった。予想していた通りバカみたいに混んでいて座る場所すらなかった。アプリで予約できることに心から感謝した。
帰りは日が暮れていて涼しかったので自転車をレンタルして帰った。やはり自転車は良い。風が心地よくて鬱々とした気分が少しはマシになった。
数日前に地獄を見て、世界の全てを呪って「全員死ね」とツイートした。その時は本当に思っていたし、今でも少し思っている。
私の人生に救いはないし、救世主も居ない。
孤独に鬱と戦うしかない。
「たすけて」と口に出しても、手を差し伸べてくれる人なんて居なかった。
そういう人間が次に吐く言葉は「全員死ね」なんだ。
発言したことに後悔はない。反省もしてない。
そして次に地獄を見たときは「さよなら」と呪いの言葉を残すだろう。
俺が死んだ後に周りの人間が後悔するような言葉を。
なんで助けられなかったんだと後悔するような言葉を。