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スタッフが主体的に取り組む、ルネサンスの健康経営

こんにちは。ルネサンスnote編集チームです。

ルネサンスでは企業理念である「お客様に健康で快適なライフスタイルを提案する」ためには、働くスタッフ自身が心身ともに健康で、いきいきと働いていることが不可欠と考え、スタッフの健康づくりを支援する「健康経営」を推進しています。

健康経営を全社で推進していくにあたって、2022年10月より、働くスタッフが健康づくりについてより主体的に考え、社内の取り組みを推進していくためのプロジェクト「ルネサンスの未来をつくるプロジェクト(通称:ルネミラ)」を発足しました。

今回のnoteは、ルネミラのメンバーとして社内の健康経営を推進している、千葉みのりさんと野尻真帆さんに、具体的な健康経営の取り組みや、どのような想いで関わっているかをインタビューしました。

左:野尻さん 右:千葉さん

【プロフィール】
千葉 みのり(ちば みのり)
人事部 人事労政チーム 課長
ルネサンスにスポーツクラブのフロント担当として新卒入社し、関東を中心に8年間キャリアを重ねる。
その後、人事部の教育担当として社内研修などを担当。
3年前に人事制度や評価に関わる人事労政チームに異動し、現在はチームのマネジメント業務全般に従事。

野尻 真帆(のじり まほ)
人事部 人事労政チーム
異業種で人事部としてのキャリアを重ねたのち
「働く人の健康づくりに深く関わりたい」という想いから、2023年6月よりルネサンスに入社。
現在は、健康診断結果を元にルネサンス社内の健康経営推進を企画するなどの業務を担当。

ルネサンススタッフの健康 -強みと課題-

ーールネサンスで働くスタッフは、自身の健康づくりにおいてどのような特徴がありますか?

野尻:ルネサンスでは、お客様の健康づくりのためには、自らがプロフェッショナルとして心身ともに健康な状態で、且つ「生きがい」をもって働くことが何よりも重要であると、企業行動指針や求める人材像の中で位置づけています。

私は前職で異なる業界で仕事をしていましたが、ルネサンスに転職して、スタッフの皆さんにこの考えが浸透しているんだなぁと感じる場面が多いです。

実際に、「健康経営度調査」という外部調査に回答すると、「理念浸透・共感」の項目においてはサービス産業の中でNo.1に良い結果です。

社内でも定期的に健康イベントを実施しているのですが、積極的に参加し、盛り上げてくれるスタッフがたくさんいることが、特徴の1つではないかと思います。

――反対に、ルネサンスで働くスタッフの健康課題はどのようなことが挙げられますか?

千葉:ルネサンスで働くスタッフの多くが、スポーツクラブで働いています。店舗での働き方はシフト制になるので、どうしても不規則な生活リズムや生活習慣になってしまう方が多いです。

例えば、食事のとり方に関しては、寝る前に食事をとっている方の割合が多いことや、スタジオレッスンやスクールレッスンの直前に、短い時間で手早くカロリー摂取ができるカップ麺などのインスタント食品で済ませる方が一定数いるなど、栄養面は改善の余地があると思っています。

ルネサンススタッフは、健康リテラシーが高い?

ーールネサンスで働くスタッフのみなさんの健康づくりに対して、具体的にはどのような取り組みをされていますか?

野尻:2016年からスタッフが自分自身の「健康」を見直し、健康維持・改善のきっかけをつくる取り組みの1つとして、『カロママ ルネカップ』という社内イベントを実施しています。

株式会社リンクアンドコミュニケーションが展開する「カロママ プラス」というAI健康アプリを活用し、イベント期間中に所属店舗やチーム毎の健康スコアを競い合います。

TOP3となった個人とチームには、ルネサンスが目指す健康のプロフェッショナルを体現しているとして、CHO(最高健康責任者)である社長から表彰をしています。

今年は2月27日~3月4日までの期間でチーム対抗戦を実施しています。

――スタッフの皆さんの健康づくりに、どのような効果や反響がありましたか?

野尻:ルネサンスで働くスタッフのみなさんは、健康に対する意識が高い方が多いだけでなく、負けず嫌いの方も多いです 笑

チーム対抗戦にすることによって競争心が沸くようで、日々の健康スコアで高得点を出すために、こまめにご自身の「運動」「食事」「睡眠」を入力しています。

また、「彩りを意識して食事を摂ったらスコアが良くなった」「在宅勤務の日には、日常生活でこんなエクササイズを取り入れた」など、自分のノウハウをチームの中で共有して、みんなで順位を上げていこうと取り組んでいます。

千葉:副次的な効果としては、イベント実施期間中は『カロママルネカップ』がスタッフ共通の話題となり、職場でのコミュニケーションが活性化しているようです。
雇用形態に関わらず、業務外のコミュニケーションが生まれることで、仕事も円滑に進みやすくなっているという声を、スタッフから聞いています。

また、若手のスタッフがイベントを推進するリーダーになることもあります。
周りのスタッフを巻き込んでイベントに取り組むことで、リーダーシップを発揮して、リーダーをやり切ることで周りのスタッフから称賛され、モチベーションを高める機会になっていると聞いています。

野尻:その他の取り組みとして、イベント期間中にはスタッフのヘルスリテラシーをより高めてもらうため、ルネサンスが企業向けに販売している商品をベースにした健康セミナーの動画配信などを実施しています。 

自分自身の健康促進のためだけでなく、周りの人にも伝えられる知識・ノウハウとして活用されていると考えています。

様々な人が関わって推進する、ルネサンススタッフの健康づくり

ーールネサンス社内に向けた健康経営で大切にしていることはありますか?

千葉:
これまでは人事部門だけで社内への取り組みを検討し、実施することが多かったです。

しかし、ルネミラのプロジェクトがスタートしてからは事業部門やマーケティング推進部門と相談し、どうしたら現場で働くスタッフのみなさんが前向きに取り組んでくれそうか、適切なタイミングや時期を考えて施策を実施することができています。

例えば、先ほどご紹介した健康アプリのイベントについては、人事の立場では健康診断の前に実施したいという狙いがありました。ですが、事業部門のメンバーからは、期末の3月に実施するよりは、その前の2月に実施したほうが現場としては取り組みやすいという声を受けて、実施時期を決定しています。

ーー今後、ルネサンス社内の健康経営推進での展望を聞かせてください。

千葉:「人生100年時代を豊かにする」という考え方をベースに、スタッフの働き方や労働時間の改善については継続して取り組みつつ、それに密接している食事や睡眠といった心身の向上も並行して進めていきたいです。

先ほどもお話ししたように、このような取り組みは人事部門だけでは成し遂げられないので、目指したい方向性をルネミラメンバーを起点に色々な方と対話して、具現化するために社内の対話を続けていきたいと考えています。

野尻:特長としてもお伝えしたように、ルネサンスの強みは、「生きがい創造」という企業理念と事業そのものが一致していることだと思っています。
また、スタッフのみなさんのヘルスリテラシーは高い水準なので、私たちの強みとして自覚してもらうとともに、一層高めていく施策をスタッフのみなさんと一緒に創っていきたいです。


このように、今後のnoteの場を通じて社内の様々なイベントの様子もお届けしていきます。
わたしたちの様々な取り組みを読者のみなさまに知っていただけると嬉しいです。

スキやコメント、フォローもお待ちしています。


■関連リンク

ルネサンスが取り組む「健康経営」

https://www.s-renaissance.co.jp/co/file/kenkokeiei.pdf

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