ren daido

はじめまして。 関西に住む大学生です。 私が直感で手に取った本を紹介します。 読売新聞…

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はじめまして。 関西に住む大学生です。 私が直感で手に取った本を紹介します。 読売新聞の編集手帳を毎日視写しています。

最近の記事

『明け方の若者たち』 カツセマサヒコ

内容とある大学生のマジックアワー。果たしてこれは甘い恋愛物語なのか、それとも酸っぱくて現実味を帯びた青春なのか。とてもリアルで現代風な目線で書かれている。 一瞬で恋に落ちたその彼女はLINEよりも手紙が似合いそうな人だった。頭の中で何かが弾ける。気づけばいろんな思い出を築いていく。後に就職活動も始まり、一斉に社会人としてスタートをきる。果たして最後には何が待っているのか。何がゴールなのか。今の大学生に是非読んで欲しい一冊。 感想幼馴染で、それから付き合ってそのままゴールイン

    • 『幸福な食卓』瀬尾まいこ

      内容ちょっぴり不思議でちょっぴり悲しい、家族の温かさを改めて感じられる作品。 いきなり、とある父親のとある宣言から物語は始まる。一緒に住む息子の不思議なオーラと、娘の物事を真面目に捉えていく姿の兄妹によって、その宣言後、少し違った形で家族の物語が進んでいく。 主人公は妹の佐和子。 兄と仲が良く、よく一緒に過ごす。そして、佐和子の目の前にいきなり現れた同い年の男の子。不器用だが、一途な彼には胸を打たれる。 大事な人と会えたり、過ごしたりすることが当たり前ではないということを教え

      • 編集手帳

        知っていますか? こんばんは。 いきなりですが皆さん、編集手帳というものを知っていますか? 私が編集手帳の存在を知ったのは確か中学生だったと思います。家ではずっと読売新聞を取っているのですが、朝刊の一面の少し下を見ると、小さく正方形に囲まれたコラムがあります。様々なニュースから何気ない話題まで多彩なテーマが約460文字で書かれています。朝は編集手帳から読み始める方も多くおられるそうです。 私はこの編集手帳を読んで、書いて、調べてと活用してきました。 私の編集手帳の利用

        • 『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』福徳秀介

          少し苦かったり、微笑ましかったり、沢山の感情が詰まった青春物語。予想外の展開を待ち受ける終盤にも注目です。 内容どこにでもいる大学生の青春の物語。友人関係に悩まされる人や恋愛に悩まされる人が数多くいる中、主人公にもリアルな悩みが如実に現れていく。 それをどうにか解決していきつつ、出会いと別れを経て少しづつ何かが変わっていく。 とにかくラストは衝撃と言っていいのか、思いもしない結末。一貫してリアルさが求められていて、当てはまり、共感を生む現大学生や大学卒業生が大勢いるだろう

        『明け方の若者たち』 カツセマサヒコ

          『100歳まで読書』 轡田隆史

          『本は最期まで、人生のよき相談相手になってくれる』という言葉から始まる、読書好きの方には必ず読んで欲しい一冊。 内容 世界中の読書家の方達には本を読むときどのようなルールを持っているのだろうか。また、どんな理由で読み続けるのか。そして、本と出会う喜びを味わう。読書に対する様々な観点を轡田さん目線で細かく丁寧に書かれている。 これから読書を始めようと思っていて、どの本にしようか迷っている方はまず読むべき本なのかもしれない。この本から読み始めるのと別の本からでは、今後の読書生

          『100歳まで読書』 轡田隆史

          私の生い立ち(スルー推奨)

          野球人生私は福井県で生まれ滋賀県で育ってきました。 小さい頃から野球に興味を持ち、当時住んでいたアパートの壁で壁当てをしていたことを覚えています。それから月日が経ち小学3年生の頃、その学校の野球チームに入りたいと思うようになりました。両親に言ったところ、父親から『1年間待ってみろ』と。来年にその気持ちがまだ残っていたら入ってもいいとのことでした。1年間はあっという間に過ぎ、気持ちも変わらず、無事野球クラブに入ることができました。それから中学、高校と気がつけば野球をし続けていま

          私の生い立ち(スルー推奨)

          私が本と向き合うようになった理由

          はじめまして。 私は関西の大学に通う大学生です。 今9月8日の深夜の25時なんですが、何かの衝動に駆られてnoteに新規登録し、今こうして自己紹介を書かせていただいています。 私はいつの間にか本を読むことが好きになっていました。正直いつからかは覚えていません。ですが、私の父親から口うるさく本を読めと言われ続けたことは鮮明に覚えています。そのときは、もちろん嫌だなと感じるとともに、何か大事なことを伝えようとしてるんだなとどこかそう思っていた自分が思い出されます。まだまだ未熟者で

          私が本と向き合うようになった理由