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『明け方の若者たち』 カツセマサヒコ


内容

とある大学生のマジックアワー。果たしてこれは甘い恋愛物語なのか、それとも酸っぱくて現実味を帯びた青春なのか。とてもリアルで現代風な目線で書かれている。
一瞬で恋に落ちたその彼女はLINEよりも手紙が似合いそうな人だった。頭の中で何かが弾ける。気づけばいろんな思い出を築いていく。後に就職活動も始まり、一斉に社会人としてスタートをきる。果たして最後には何が待っているのか。何がゴールなのか。今の大学生に是非読んで欲しい一冊。


感想

幼馴染で、それから付き合ってそのままゴールインなんてことをよく聞きます。それって本当にすごいことで、お互いの嫌なところ良いところを尊重し合っていけてる証拠なのだと思います。結婚は好きだけでは辿り着けないと思います。そして出会いが多いと言われる、大学生。大学生のときに出会って結婚なんてのもよく聞きます。人の出会いは本当に分からないもので、今の友達だって何かが狂えば一生出会わないという結果を招いていたかもしれません。
若いうちから恋愛を死ぬ気でしておけという言葉を年配の方を初め、いろんな方が言っておられるのをよく聞きます。人それぞれ恋愛の形があると思いますが、どんな恋愛も素敵なものだと思います。お互いが好意を持って持たれていることはとても幸せなことです。その幸せの形を仕事や勉強と同時進行でどのように育てていくか、改めて考えさせられる一冊でした。




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