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プリプリの牡蠣のパスタ ティレニア海の潮風香る白ワイン
まん防が明け、久しぶりに家族で外食。
お腹を空かせて六本木の隠れ家的なレストランを訪問。以下を注文。
・いちごとトマトのカプレーゼ
・炙りサワラのカルパッチョ
・イワシのカリカリ焼き
・爆弾コロッケ
・牡蠣のパスタ
・マルゲリータ
・クアトロフォルマッジ
生ビールを飲みながらワインリストを眺める。
ソアーヴェ、ヴェルディッキオなどがリストされていたが欠品中で、常連さんの好みのものをストックしているとのことで、軽快ながら多少飲みごたえのある白ワインをリクエスト。
3種のヴェルメンティーノ・トスカーナを持ってきてくれたので、エチケット (ワインのラベル) の第一印象でセレクト。
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ポデーレ・ルビーノ トスカーナ ヴェルメンティーノ ビアンコ
Podere Rubino, Bianco di Toscana, Vermentino, Italy, 2019, 4,900円(レストラン価格)
ややはっきりした明るい色調。
リンゴなどの明るい果実香、非常に外交的。ヨード系の磯のタッチ、微かにあるかないかのワラのニュアンス、白い花のフラワリーなタッチも。
ファーストアタックには明るくゆったりとしたか開放的な果実味、中盤からグリップのあるビターなタッチもやや明瞭に、余韻には海岸を歩いているような磯のニュアンスが鼻腔をふわりと抜ける。
さて、ワインを食事に合わせていく。
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ワインの開放的な果実味がいちごの酸味と絶妙にマッチ。
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炙られたサワラの軽やかな脂にワインの明るい果実味と余韻の磯のニュアンス心地よくマッチ。
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香ばしいニンニクが絡んだ青魚特有の力強い風味に、ワインが驚くほど心地よく寄り添った。
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一番の驚きは牡蠣のスパゲッティとの素晴らしい相性。牡蠣の力強い風味、磯の香りに、驚くほど、ワインの開放的な果実味が素晴らしい相性。この太麺のパスタにソースがよく絡む、シンプルながら美味の絶品。
牡蠣に合わせるワインのセレクトはシャブリが王道とされるが他で合わせるのは容易ではない。
今晩の最大の発見はヴェルメンティーノ品種のワインが牡蠣に非常に相性が良いということだ。
この品種はサルディーニャ島などでもよく栽培されているので、今晩のトスカーナ産のものでこれだけの相性の良さだったので、ぜひ、海に四方を囲まれたサルディーニャ産のもので合わせてみたい。
今回の相性よりもさらに良いものを体感できるような気がしてならない。
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