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シラスのディルマヨソースピザ イベリア半島2ヶ国のワイン

我が家の子供たち大好き餃子の皮ピザ。
冷蔵庫に余っている食材を適当に餃子の皮に乗せてオーブンかホットプレートで焼くだけ。簡単で大人の酒のつまみにも良い。
先日はシラス、ゴルゴンゾーラチーズ、バジルソースを具材に、サルディーニャ島の白ワイン(ヴェルメンティーノ品種)を合わせたら抜群の相性だった(相性は最高点の5つ星)。

今回は、チーズ、シラス、枝豆、ディルマヨネーズ(海外のスーパー、カルフールで購入)を具材に。シラスのディルマヨソースピザと呼ぼう。子供がサービスでカニカマも乗っけてくれた笑

ディルマヨピザの写真を撮り忘れブルーチーフソースがかかったものの写真

こういうときに重宝するソース軍団。

左からブルーチーズソース、瀬戸内レモンマヨドレッシング、トルコ製のガーリックソース(現地のAJINOMOTO製造)、ディルマヨネーズ

最近開栓して、ちょびちょびと飲んでいるイベリア半島のスペイン、ポルトガルの2カ国のワインを合わせる。食事に合わせていろいろなワインを開栓して少しずつ飲んでいるので、セラーの中には開栓済みワインが10本以上スタンバイしている笑

スペインのカヴァ。
ヴィニェードス バルモラル, エドネ キュヴェ ド マリア, スペイン, 1,419円
Vinedos Balmoral, Edone, Cuvee De Maria, , Spain, 12.5%

香りにはアプリコット、黄桃の力強い果実香に、明瞭にブリオッシュ、ほんの微かにシェリー酒、ホシワラ系のニュアンスがスパイシーな要素となり非常に複雑。
ジューシーで豊かな果実感、こぎみよい酸味、中盤以降にヨードや磯のニュアンス、ゆったりと続くほのかにビターでドライな余韻、程よい熟成感。驚愕のコストパフォーマンス。

ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ。
ドン・ディオゴ, アリント ヴィーニョ・ヴェルデ , 2021 キンタ・ダ・ハーザ ジョゼ・ディオゴ テイシェイラ コエリョ家, ポルトガル、1,496円
Dom Diogo, Arinto, Vinho Verde D.O.C., Portugal, 2021, 12%

グリーンがかった淡い色調。
青リンゴ、洋梨、白桃の微かに甘やかさを感じる香りが軽快に、ほのかにライム、さらに白い花も、万人受けの親しみやすい芳香。
軽快な凝縮感で親しみやすい果実味、酸味はやや穏やか。鼻腔をほのかにナッティなニュアンスが抜ける、フレッシュ、フルーティ、シンプルな余韻が楽しいワイン。

シラスのディルマヨソースピザにワインを合わせる。
先ずはスペインのカヴァ。
クリスピーな生地にカヴァのイースト香が繋がる。ディルマヨネーズのハーバルなフレーバーとマヨのクリーミーな味わいにほんのりシラスのやわらかい旨味が立ち上がる。そこにカヴァの厚みのある果実味と程よい熟成感による複雑な奥行きがハーブの爽快、マヨのクリーミー、シラスの磯の香りに素晴らしい調和。
相性: ★★★★☆

続いてポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデに。
ワインの陽気な果実味がハーブ、マヨ、シラスのすべてに寄り添うが、感動的なレベルには至らないか。それでも果実味が全面に出てくるワインは合わせる食事が限定されることが多いがこのヴィーニョ・ヴェルデはシーフードに合わせて大ハズレはない安心のワインだ。
相性: ★★★☆☆

最近合わせた料理にはカヴァの相性が素晴らしいものが続くが、ヴィーニョ・ヴェルデは果実味の存在感が非常に強いワインながら、イワシのほろ苦さ(先日のペアリングを下記添付)からシラスの磯の香りまでカバーする素晴らしいワインだ。果実味が強いタイプのワインは合わせる料理が限定されることが多いが、ヴィーニョ・ヴェルデのフレッシュ、フルーティーで、涼やかな余韻は幅広いシーフードをカバーする安心の一本だ。


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