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ライティングのスクールに入った結果、できるようになった3つのこと

「書く転妻」と名乗るわたしは、書くことを生業にしています。主にやってきたブログ運営を軸に、1年前からライター活動もはじめました。

今年の活動のハイライトは、2021年7月~9月の3ヵ月間、ライターのスクールに入って電子書籍の出版までこぎつけたこと。

1年を振り返ったときに、「今年はこれをがんばった!」って言えるなにかがあるってすがすがしくって良いですね~。

・オンラインのスクールは入ったほうがいいのか
・どんなことに気をつけて選ぶといいのか

なんて質問をいただくことも増えてきたので、わたしがどんな風に今回の学びを経験したかについてまとめておきます。

そもそもオンラインスクールでの学びは必要?

結論から言うと、「必要不可欠ではない」です。
やらなくちゃ進めないわけじゃないけど、遠回りせずに次のステージにいま行きたいからアイテムに課金する、っていう感じ。

だから無理をしてまでやる必要はない。だけど、少し余裕があるならやったほうがいいとわたしは思っています。できることの幅が短期間で一気に増えて、成長スピードが早くなりますから。

もちろん、アイテムは買っただけでは効果は出ません。
ちゃんと使ってこそ威力を発揮するものです(ゲームで言ったら、買ったアイテムを適切に装備したり、ここぞという場面で使ったりするイメージ)。

スクールに入っても自分で手を動かさなければ学びはないし、実践していかなければ成果は出ない。

それさえちゃんとできれば、自己投資した分は返ってきます。スクールで学んだ知識やスキルはその後もずっと使えますし、受講生や講師とのつながりという大きな財産も得られます。

フリーランスって、自分で学びの機会を設けていかないといけないんですよね。
会社員だったら「研修」があるじゃないですか。会社がお金を払って、学びの機会を与えてくれる。資金を投資してでもやった方が会社にとって利益になるから、そうしているはず。

オンラインスクールに限らず、自分で学ぶ機会を作っていくのは、会社の研修みたいなもんだと思っています。

どんなオンラインスクールに入ったのか

そんなわたしが3ヵ月間学んだスクールは、「ライティングカレッジ(通称ライカレ)」です。

選んだ決め手は
①口コミ
②やりたいことが学べる
③先生が好き
ですね。

具体的には、
①転勤族仲間が入っていて、とてもよさそうだった
②電子書籍を出版したい
③まよ先生の熱量と、共感してくれる姿勢に励まされる
って感じです。

わたしは気になるスクールや講座があると、講師の方がどんな人かすごく調べます。発信しているSNSやコンテンツをくまなく見る。できればしゃべっている様子がわかるとよし!

自分に合う合わないも大事だし、何より好きになれない相手からはどんなにいいことを教わっても素直に「よし、やろう!」と思えないからね。

スクールを卒業して身についたもの、できたこと3つ

スクールで学んだことはたくさんあります。

ライティングスキルはもちろん、ライティング以外のこと(お仕事へのマインドだったり、ライティング力をどう活かしていくかだったり)も知って、今までよりも世界が広がりました。

その中であえて3つの学びをあげるとしたら……。

・電子書籍出版ができた(実績)
・マインドマップで考えを整理するようになった(技術)
・全部覚えておかなくてよいことを知った(考え方)

わたしの場合、こうなりました。ひとつひとつ、くわしくお伝えします。

1.電子書籍出版ができた

このために入ったんですもの、ちゃんとやり遂げられてよかったです!

受講中に出版することはできなかったのだけど、卒業して約1ヵ月後の11月のはじめに無事、本を出版できました。

これね、他の受講生も同じ目標に向かってがんばっているという環境にいたから実現できた部分も大いにあると感じています。

同期が次々と出版していくのを見ていると、焦るんですよ、いい意味で。
次は私の番だ!って気合が入ります。

スクールに入るのは「知識を得る」ことの他に、「環境を整える」効果もある。
それから、お金をかけたからその分はちゃんと回収しないと!と自分を追い込めます。

出版した本をさりげなく宣伝しておくので、ちょっとでも気になるフレーズがあったら読んでみてくださいな。


2.マインドマップで考えを整理するようになった

まよ先生に教わって、いちばん変わったわたしの行動。それが、マインドマップを使うようになったことです。

書籍の構成を考えるときに使うといいよ、と教えてくれたものですが、これが何にでも使えて便利すぎる!

わたしは論理的に物事を考えるのが得意ではありません。感覚的な要素の方が強いタイプ。
それが、マインドマップを使うと考えが整理されてめちゃめちゃよい感じなのです……!

記事を書く時はもちろん、もうマインドマップを使う前には戻れないってくらい、いろいろなことに使っています。

【マインドマップを使って考える、いろいろなこと】
・書籍、記事の構成
・これからやりたいこと
・ブログの運営戦略
・講義のまとめ

どのツールをどうやって使っているのかについては、こちらのnoteをご覧ください。


3.全部覚えておかなくてよいことを知った

ここまでの2つの学びはスクールで教えてもらって知ったことですが、最後の「全部覚えておかなくてよいことを知った」は、講師のまよ先生の動きを観察していて気づいたことです。

動きを観察っていうとなんだか大げさで怪しい人みたくなっちゃうか。
講義を受けているうちに先生のやり方がインストールされる感覚って言ったらいいのかな。

まよ先生は、講義しながら語句の意味をパッと検索してわかりやすいサイトを紹介してくれたり、質問を受けたらパパッとその場で調べて例を出してくれたりします。

ストックされている情報や、過去の講義で紹介したことなどもパパパッと検索して引っぱってきます。

それを見ていて、

・全て自分で覚えている必要はない
・検索でほしい情報にたどりつく力が大事
・ストックしてある情報は、検索して取り出せるようにしておく

など、検索力の威力をまざまざと感じました。

わたしはストレングスファインダー(自己分析ツールのひとつです)によると収集心という資質を持っていて、とにかく情報を集めておくのが好きなんですね。

それから、最上志向という資質も持っていて完璧主義なところがある。

だから、人になにか教えるときは、内容についての知識をできるだけ自分で覚えておかないといけないと思っていたし、聞かれそうな質問の答えをあらかじめ調べて用意しておかないと不安でした。

でも、その場で探してあげたっていいんだ!!っていうのが衝撃だったんです。

むしろ、どうやって検索するのか、どうやって答えにたどり着くのかの過程を見せてくれること自体が学びになると感じて。ライターの仕事はリサーチもとても重要なので、検索力って必須なんですよね。

自分の中の「こうじゃないといけない」思い込みが、ぽろぽろと剥がれ落ちました。これぞ、パラダイムシフト!!

これってわざわざ言語化して教えるようなことではないから、noteやブログなどを読み漁ってもわからない。実際に講義を受けたからこその気づきだと思います。

まとめ

この3ヵ月間はなかなかに忙しい日々でした。

ライティングの仕事をこなしつつ、夏休み中の娘の相手をしつつ、1週間に1回のペースで講義を聞いて課題をやりつつ、電子書籍の準備も進める。

こんな濃い時間を過ごしたおかげで、身に着いた技術や考え方、そして得られた実績があります。

これらを仕事に活かしていき、また次のステージにいくときがきたら学びの環境に身を置く。
このサイクルがわたしは好きです。こうやってずっとやっていきたいな。

大人になってからの学び(お金をかけても、かけなくても!)も、楽しいよ!

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