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しいたけ占いにあって、書評コラムにないものなーんだ?

デジタルマガジン「VOGUE GIRL」で連載されている、しいたけ占い。
女性の生き方に寄り添うメディア「telling,」で連載されている、佐藤友美さん(さとゆみさん)の書評コラム。

どっちも私の好きな読み物コンテンツです。
だけど読む姿勢に違いがあって、しいたけ占いは基本的に毎回チェックする(見逃したとしても数日後に思い出してわざわざ見に行く)のに、さとゆみさんのコラムはいつもチェックしそびれちゃう

え、これ、なんで??
どっちも同じくらい好きなのに、この差はなんだろう??
ってふと思ったので、マーケティングを学ぶライター視点で考えてみました。

チェックしそびれちゃうって、じゃあどんな時に書評コラムを読んでるの?

多いのは、Twitterで記事が流れてきたのを見たときかな。誰かが「これよかった」的なツイートで紹介しているのを目にして「そうだそうだ、私も好きなコラム。新しい記事出たんだ~」と思いながら読みにいくパターン。

そして、自分が書評コラムを書くときに、「そうだそうだ、最近さとゆみさんのコラム読んでないじゃん。新しいの出てるかな?」って読みにいくパターン。

んで、今回が初めてのパターン。ライターの江角さんのメルマガでさとゆみさんのコラムが紹介されていて、またもや「そうだそうだ」となって読みにいきました。

さとゆみさんの書評コラムを一気に味わい、頭の中に浮かんできたあれやこれやをなんとなく言葉にしてから、メルマガの続きに目を通して江角さんの感想を読む。

同じ文章を読んでも、そこから広がる思考の流れは本当に人それぞれで、その違いが面白い。その人が過去に体験してきたことと結びついて展開していく思考は、その人だけのものだから。

あー、私はそれを知るのが好きなんだなぁ。

だから、さとゆみさんの書評コラムも好きなんだ。本の中身をかいつまんだだけの書評はあまり読む気にならないんだけど、それが理由だと思う。

とか考えているうちに、「おや??」と不思議に思ったことがあって。

それが冒頭の、
「しいたけ占いは毎週欠かさず見るのに、さとゆみさんの書評コラムはそうではない。どっちも好きな読み物なのに。この違いはなぜ??」
ってことだった。

んで、分解してみた。

しいたけ占いにあるもの、書評コラムにないもの

ちょっとこれ、手帳に殴り書きしたやつなのでだいぶ読みにくいのだけど。

しいたけ占いは「毎週月曜日のお昼」に更新される。書評コラムはいつ更新されるのか把握していない。(知らなかったから調べたら、特に決まってないみたい。月1~2で、水曜日の更新が多かったよ)

しいたけ占いは「私のこと」が書かれている。書評コラムは「書き手のこと」が書かれている。

しいたけ占いはメルマガで届く。書評コラムは自ら見にいく必要がある。

まとめるとこんな感じ。

はっはーん。
しいたけ占いは、マーケティングごりごりってわけだ!

やっぱり「習慣になる」「自分ごと化する」「プッシュ型で直接アプローチする」は強い。

いまさら考察して書くほどでもないくらい言われていることだけれど、自分の日常と学びがつながった瞬間って、気持ちいいよね。

そして、学びと体験がつながったときのことをこうやってメモっておくと、ぐんぐん力がついてレベルアップします(ってライティングの師匠が言ってたよ)!!!

<今回の学び>
・ついつい読んでしまう記事は、そうなるように作られている
・自分の体験と学びが結びついたら、メモせよ!

おまけ

文中に登場するメディア紹介。

しいたけ占い
書評コラム:本という贅沢

書き終わって思ったのは、私にとっては読むハードルがいくつもあるのに、思い出しては辿り着くさとゆみさんの書評コラムってすごいな、でした。

更新ごとにチェックはしないけど、読むときはさかのぼって過去のコラムまで必ず読んじゃうもの。

今回読んだのは、2023年最初に更新された「さとゆみ#173 太った言葉をシェイプし、錆びた言葉を甦らせる。『老人ホームで死ぬほどモテたい』」。

読んでみて、こんな感想をもちました!

・私も最近、本を読んで救われた~~って思ったことがあったな
・削ぎ落した言葉、想像させる力のある言葉って強い!
・コラムの流れが結論→過去のできごと→現在(結論へ)の流れになっていて、勉強になる~


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