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#建築 まとめマガジン

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note上の建築系記事をまとめていきます。 #建築 をつけて投稿しよう!
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2018年6月の記事一覧

確実に自分の力にする 情熱的な8つの建築勉強法

大学に一人は存在する、建築に全てを注げた方々の勉強法を紹介します。 建築に入ったけど、どう勉強すればよいか分からない。 そんな悩みの答えを、建築に情熱を捧げる人たちから調査しました。 大まかに説明すると以下の8つ(+2)になります。 ・購入した本は〇〇〇〇と〇〇の嵐 ・図書館の本は参考して、考えを〇〇〇に書く ・本は〇〇みたいに読む ・読んだ本は〇〇と〇〇と何を学んだか書く ・〇〇〇〇と真似 ・建築旅行は修行の旅 〇〇→〇〇→〇〇の反復 ・設計反省文×3 〇〇と〇〇を文章

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コシツのコシツー4号室の場合

こんにちは、「北大路ハウス」での日々の暮らしやイベント企画のようすをお届けする「住人エッセイ」です! 毎回テーマを決めて、6人の住人+管理人の計7人が交代で執筆していきます。 今回のテーマも前回に引き続き個室についてです! 【コシツのコシツ】北大路ハウスの個室は3畳程度の狭さで、形もそれぞれ異なっている。建築学生たちはこのクセの強い個室にどんなこだわり(=固執)を閉じ込めるのか?(個室についてもっと知りたい方はこちら) 【登場人物】 4号室 マンキー(B3):萬喜

初投稿!東大阪の長屋空き家を改修した話 その2

クライアントも見つかり作るものも決まりつつある段階で現地の建物の状況を確認しようと現地調査に踏み込みました。長い間、利用されていなかった長屋は新しい建物が建ち続ける環境に完全に取り残されていました。しかし長屋は東大阪にとって街の財産で今も尚、多くの長屋が残っています。計画が進んでいく段階では長屋という街並みを景観として保全していこうという方向にも向きました。その上で地域の方と学生が交流出来る場所、イベント時には子供たちが遊びに来れる憩いの場所にしようと計画が始まりました。

〈木造愛国〉と〈木造亡国〉|木造建築をめぐる「語られ方」の諸類型

木造住宅メーカーで働いていたときにつくづく感じたのが「木造建築にはこうも沢山のロマンとファンタジーがまとわりついてるんだなぁ」ということ。 営業マンゆえに、当然「木造建築」の奥深さやすばらしさをアピールする。ただ、営業トークのなかには明らかに過剰な持ち上げも。持ち上げれば持ち上げるほど、実は史的文脈から切り離されたある種のファンタジーになってしまいます。 檜の4寸柱です!匠の技です!といって、その檜柱の上にプラスターボード張ってビニールクロスで巻いたら何だかわからない。あ

建築家界隈<note、twitterアカウント>神7〜まとめてフォローしてや〜

ペリカン建築家、ツイッター5月始動から、フォロワー360人超えやで。ホンマ、フォロワー(同士)は宝やと思ってるで。建築家のみなはん、界隈のみなはん、サンクスやで。 ワイの使うツイッターの言葉やで、SYSNが一番大きくて安心したで。 2ヶ月ワイがSYSN活動していくなかで、ワイが好きなアカウントを紹介するで。今回はワイら建築家を、プッシュしてくれはるアカウント紹介すんで。note、twitter、フォローすれば、きっと建築家、役に立つはずやで、SYSN。 ①高橋寿太郎はん(

時代を超えたモノとヒトの重奏が 建物の変わらない魅力となる─大野義男 (船岡温泉4代目当主)

京都大学平田晃久研究室と京都の建築学生,新建築社で,建築学生のための拠点づくり「北大路プロジェクト」をスタートさせました. その思考を広げるため,学生によるさまざまな専門家へのインタビューを行い,連載として紹介します. 第4回は京都市北区紫野の船岡山のふもとにある船岡温泉の4代目当主の大野義男さんにお話を伺いました.先代から受け継ぎ経営されている船岡温泉を見せていただきながら,「北大路プロジェクト」におけるコミュニケーションの生まれ方を考えていきます. インタビューの聞き手は

ぼくたちにとって建築家とは

建築家のもとで長く番頭さんとして働いたあとで、腰掛けのつもりで不動産営業に転職したのがちょうど10年前。見るもの触れるものすべてが新鮮でした。 それまで大学や設計事務所で学んできたことや、良いと言われてきたことが、不動産会社ではまったく評価されない。営業成績? 服装? 社内営業? 異なる価値観で毎日がズンズンやってくるんですね。まあ正気じゃいられない^ ^ 数年待たず建築界にもどるつもりが、不動産業界で建築家の評価が低いことに心底腹を立ててたんでしょう、不動産やお金の世界

SNS時代に改めて学ぶべき内容

建築の実務とは、様々なリサーチにはじまり、集まった与条件の整理と、一旦それらを忘れて自分で考えることの繰り返しの先に、鮮やかに再構築する作業です。 例えばボリュームを出すとき、先ずは求められた諸室や容積を消化した案をつくり、日影や斜線のチェックを行い一旦まとめる。そこから掴むことの出来た建物の性格を客観的に評価するため、模型やCGを起こす。 全くダメだった形も、トライアンドエラーを繰り返すうちに身体化され、自ずと形を変えていくような瞬間や発見があり、ある場所へ着地

さらっと知りたい建築学科! (生態系編)

こんにちは、高橋向生です。 今日は、建築学科とは何か、簡単にお教えします。 ここでは、建築学科に行きたい高校生や、親御さんの方々向けに分かりやすく説明します。 前回の「授業と普段編」を読みたい方はこちらをどうぞ。 今日は建築学生の生態系についてお話します。 友人や先輩後輩の私生活を調査してお書きします。 タイプとはお書きしますが、必ずしも該当するわけではないです。 その人が大学生活のどこに重点を置いているか、という意味で3タイプと説明します。 ・大学生活謳歌タイプ ・そつ

BLUE CITY #070

「建築資料の後ろ側 アーカイブズに関わる仕事ー日本と海外の事例から」ログ

昨日,下記のレクチャーを聞いてきたので,簡単にログをば. あまり聞く機会のない分野でしたので,興味深かった.断片的なのでご容赦を. 講演者:藤本貴子さんについて磯崎新アトリエ勤務のち、文化庁新進芸術家海外研修員として建築アーカイブズの研修・調査を行う。現在、文化庁国立近現代建築資料館建築資料調査官。 アーカイブの仕事とは,展覧会や出版物になる前の資料整理. 磯崎新アトリエの秘書─広報用資料の管理などをやっていた.その後,コルビュジエ,アアルト,ミラーレス財団でのインターン

初投稿!東大阪の長屋空き家を改修した話

初めまして。東京都市大学で建築を学んでいる修士2年の前芝と申します。 初めての投稿でnoteの使い方をまだ分かっていませんがこれまでの活動を紹介出来ればなぁと思ってます。これを機会に建築家を目指す私の事も知ってもらえればとも思っています。 きっかけ東京都市大学の大学院に来る前は東大阪にある近畿大学にいました。今回は近畿大学在籍時に活動していた事を記事にさせて頂きます。そこでやっていたことは長瀬近大通り長屋再生プロジェクト「あきばこ家」です。このプロジェクトをやろうと思ったき

日曜大工デモクラシー|素人の玄人化、そして玄人の素人化

建築家・清家清(1918-2005)のたくさんある著書の一つに『素人大工:基本・コツ』(ひかりのくに、1975)があります。まさか清家さんが全部書いたとは思えないけれども、たぶん書いたであろう「はじめに」には次のように記されています。 日曜大工ということばも、私たちの生活の中にすっかり定着し、余暇に腕をふるうアマチュア大工も年々増えているようです。ところが、日曜大工というと大多数は男性です。(中略)この本のねらいは、女性にも大工の仕事を解放することにあります。家を建てるとい

インスタグラムの活用法

いやーじつに勉強になった! インスタグラムのビジネスプロフィールの活用について、昨晩小さな居酒屋で飲みながら教えて貰いました。 これぼくのインスタグラムのフィードですが、今現在フォロワーが32400人に対して、それ以上の人が見てくれている記事もあるってことなんだけど、人の心理って面白くて、みてるならば "いいね" ってしてよーなんていう承認欲求が芽生えるわけで、ついつい求めてしまう動物なんだなーって思うわけです。 一番見て頂いたのは、これまで僕たちがつくってきた住宅が住