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恋愛離陸術Vol.21●~閑話休題~婚活ブームに想う事


今回は少し角度を変えてみまして、ふと今流行の「婚活」について、
色々と感じる事があり、それを書き綴ってみたいと思います。

「婚活」が流行っている?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
正確に言うと、第二次婚活ブームが来ているといわれています。

ちなみに不況になると婚活を始め出逢い産業が盛んになるというのは昔から言われている事
でして、バブル崩壊、リーマンショック、あたりも言葉はなかったですが
盛んになっていました。今はコロナショックでもあるのでそれなんかも影響しているでしょうね。

さて、「婚活」という言葉に関して
第一次のブームは
『「婚活」時代』著:山田昌弘・白河桃子

が発行され、婚活という言葉が世に出た約15年前です。

当時はNHKがドラマを出したり、フジ系列でも月9で
ドラマ化されたり
(しかも主演は当時SMAPの中居くんと上戸彩さん)

なかなかのものでした。

ところでブームの火付けとなった本

『「婚活」時代』著:山田昌弘・白河桃子

は今となっては古い部分もありますが、一度ご覧になる事をお薦めします。
というのもここで書かれてあることはわりと正しいことが
多いです。

特に山田氏の章の分析部分は非常に分かりやすく
納得ができます。
あの手の人が初めて出会いについて分析をしたというのが
ミソでしょうね。

って別に本の紹介がしたいのではありませんよ。
ただ、この手の本で初めてまともな本が出たなというのが
当時の正直な感想で今も市場の分析に関してはこの本以上の
ものはないなというのが私の感想です。

現在、結婚相談所をはじめ、多くの出会いに関する業者が
これでもか!といわんばかりに「婚活」!「婚活」!
と連呼していますね。
それこそ第一次婚活ブームや、二昔前の「ねるとん」ブームを彷彿とさせます。

これがひとりでも、一組でも多くの出会いを作るぞ!成婚者を作るぞ!
という意識で盛り上がってくれると嬉しいのですが、ここは
仲人の想いとモラルのバランスが問われますよね。

また、ブームに乗って結婚相談所を開業する人も増えています。

でも、ここで少し冷静に考えてくださいね。
いくら婚活がブームとはいえ、

いくらブームといっても、貴方が結婚できるかどうかには関係ない

・実は、貴方の結婚への確率はほぼ変わらない

ということは認識いただきたいポイントなのです。

なんだかこのブームに乗ることができれば
いつのまにか結婚できるかのような錯覚に
陥ってしまいますが、決してそうではありません。

また業者はあたかもそのような口調で入会や参加を
求めてくるでしょう。
あたかも自分達が婚活の担い手だといわんばかりに…。

でも、業者の結婚まで持っていくスキル自体は変わりません。
変わったかのように見せてますが、当然そんなことはありません。

出来ていた人は前からできてますし、そうでない方は
やはりできていません。

ちなみに約30年前に流行った「ねるとんブーム」と「婚活ブーム」
何が違うのか?
これはオリンピックと世界大会くらいの差があります。

つまり「ねるとんブーム」はオリンピック。
極端に言えば、「参加することに意義がある」。
結果を出せば最高なのは勿論ですが、そうでなくても
意味はあるんです。

第一、参加することで楽しいし、いい経験になる。
おまけに(本来はこれが目的ではあるのですが)彼氏彼女の
きっかけができる。

一方「婚活」は世界大会。サッカーでいうならばワールドカップ。
参加することは大事かもしれませんが、これは実は結果が全て。
結婚できなければ、何の意味もありません。

確かに経験にはなりますが、少し意味合いが違います。
本音と建前で言うと、ねるとんは建前で参加して本音が手に入る。

でも婚活は本音でしか参加できません。
本音で参加して、本音で活動する。

ここをしっかりと覚悟して真摯に結果を求める事。
多様化した時代に求められるものが変わってきたからこそ
また、婚活ブームといわれるものが出てきているのだと思います。

大切なこと、それはブームは去る。だからブームをブームで
終わらせないことです。
このブームに関係なく出会いのきっかけを増やせば
当然確率は上がります。
そして、その確率を生かすためのチカラをしっかり養う。
自分で難しければ、時間を短縮したければ、プロのチカラを借りる。

結局、婚活の道筋というのはこれしかないのです。

婚活がブームになれば、確率は参加することで上がるかもしれませんが
実力は一朝一夕ではつきません。
そしてそれをつけてくれる能力のあるカウンセラーの実力も
一朝一夕ではつきません。

これは自分にも言い聞かせる意味でいいますが
「やるべき事をやるべき時にする」
これだけです。


「さあ、今こそ婚活をしよう!」ではないのです。

「さあ、今こそ結婚しよう! その為に何をすべきか」なのです。

まだまだ、言いたい事があるのですが、今回はここまで。
次回も引き続き、この話題で書かせていただきます。

結婚を就活に例えるよりも、○○に照らした方がピンときまっせ!
ということでお届けいたします。

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