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「紫蘇シロップ」/目的別砂糖の選び方

今日はこの季節に出回る赤紫蘇を使っておなじみの【紫蘇シロップ】を作ってみます。

大昔、食中毒で死にかけていた若者がいて、【通りがかりの医師の言うとおりに紫蘇の葉を煎じて飲ませたら、ウソのように元気に蘇った】と言うことから
紫色の蘇る草→「紫蘇」と名付けられたとか…。

日本人にとっては昔からそばにあって当たり前に思っているものですが、
そういうものの中にとんでもなく私たちを養う力がありそうです。

紫蘇とはちょっと話しがズレますが、昔から身近にある【クロモジ】の抗ウィルス作用も近頃話題になっていますね。

更年期のホルモンバランスの乱れによる
気分の浮き沈みも整えるので、
抗ウィルスへの効果を別にしてもクロモジに注目しています。👀
紫蘇シロップに戻ります!!😆

1、目的別/砂糖の選び方

アーユルヴェーダ的視点でシロップに使う糖分を選ぼうとすると、大別した3種類の体質【ヴァータ・ピッタ・カパ】によってオススメの糖分が変わります。

・ヴァータ体質では黒砂糖・メープルシロップ・ブラウンシュガー・蜂蜜。

・ピッタ体質では黒砂糖・メープルシロップ・少量の蜂蜜。

・カパ体質では甘みはなるべく控え、
 ごく少量の蜂蜜は許容という程度。

…となるのですが、カパ体質さんに合わせて甘みを控えてしまっては保存が
効かない紫蘇シロップが出来上がって
しまいます。💦

そしてアーユルヴェーダでは蜂蜜を熱することも勧めていません。
って言うか、禁忌です。😥

40度以上にした蜂蜜は毒とされますので、紫蘇を煮出したあとの高温状態では、甘みとして蜂蜜を投入できません。😥💦

ということで、今回はこれからやって来る暑さに備え、炎天下にいた後に飲むのか?
それとも冷房の中で1日過ごしながら飲むのか?
こちらの視点で2種類の紫蘇シロップに仕上げようと思います。

アーユルヴェーダでは氷砂糖は冷性とされます。
お口に放り込むとヒヤッとするでしょう?(^^)/

ですので、今回氷砂糖を使った方を【カラダを冷やしたいときに使うシロップ】とします。

材料===

・赤紫蘇       500グラム(少し多めです)
・青じそ        4〜5枚(この4~5枚で香りを増します】
・水          1.8リットル
・黒糖      250グラム(身体を冷やしたくない時に使うシロップ用に)      
・氷砂糖     250グラム(クールダウンしたい 時に使うシロップ用に)
・りんご酢    250 CC

下準備===

・紫蘇を洗う。
・保存瓶を消毒して乾かしておく。
・鍋は2つ用意する。(2種類に分けて作るため)
・りんご酢を2分しておく。

作り方===

1、水を沸騰させ、その中に赤しそを
少しずつ入れて再沸騰してから更に15分煮る。

2、やけどに気をつけながら濾して、
それぞれの糖分を入れて弱火にする。

3、粗熱が取れるのを待ってりんご酢を入れる。

作業は簡単なのですが念のため工程を
写真で解説します。
😊

======

沸騰したお湯に紫蘇を入れて煮ます❣️

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香りを増すための青じそも加えます!
これが良いお仕事をしてくれるんです。❤️

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葉っぱの赤味はすっかりお湯の方に移りましたね。
さて、沸騰後15分たったら鍋からざるにあげて水気を切ります。

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水を切ったシソの葉っぱ

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水を切ったシソの葉っぱは、あとで
ゴマ紫蘇ふりかけにするから捨てないで下さいね。🤗
美味しくリサイクル❣️リサイクル❣️😉

ザルで濾した紫蘇エキスはここで二分します!
今回は糖分の種類が2種類なので〜。☺️

熱いお湯を正確に分けるのは大変だから
見当をつけてざっくり二 分しました。😆
主婦の勘頼り。😂

二分した鍋にそれぞれ糖分投入!

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こちら黒糖!💁‍♀️

そして…もうひとつの鍋に↓

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氷砂糖!💁‍♀️

火加減は両方の鍋とも弱火です。
すっかり溶けて粗熱が取れたら
準備段階で二分してあったりんご酢をそれぞれに投入。

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よく混ぜておいてくださいね。😊

粗熱を取っている間に、ごま紫蘇ふりかけを作ってしまいましょう。✨✨

先ほどざるにあげて冷めている紫蘇の葉の水気を切って、電子レンジでカサッと乾燥するまでチンします!

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        ↓
刻んでいりごまと塩をお好みで加える。

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        ↓
食物繊維が豊富なゴマ紫蘇ふりかけの出来上がり❣️
塩を甘めに仕上げて、お茶漬け昆布と合わせると美味しかったです。❤️

レンジを使う時には栄養を損なわない磁性鍋を使いました。😊

以前はレンジを使うことにためらいを感じていた私ですが、この鍋に出会ってからレンジの便利さも健康面での安心も両方手に入るようになりました。

さて、粗熱が取れたら消毒の済んでいる瓶に移します。

長年の主婦の見当は当たっていたでしょうか。笑🤣

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ピッタリ❣️✨✨😊👏👌🙌✨
こんな事が嬉しくて、ついやらなくて良いことをしてみました。😋

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【クールダウンさせたいときに使うシロップ】と【冷やしたくない時に使うシロップ】を見間違わないようにシールを貼りました。笑

2、紫蘇シロップの効能

毎年作っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、再確認❣

やはりたくさんの魅力的な効能があるようですね。✨

・疲労回復
・糖尿予防
・食欲回復
・血行促進
・便秘解消
・血圧正常化
・シミへの対策
・美肌
・更年期時期のいら立ち感

まとめ

今日は「紫蘇シロップ」/目的別砂糖の選び方について
そしてあらためて紫蘇シロップの効能を確認してみました。

これからの季節はシロップの4~5倍の炭酸を足して召し上がるのも良いですね!   シュワシュワ~♪(^^♪🍹

今日も最後までお読みくださってありがとうございました。🍀

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