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【ひろゆき×てぃ先生】子育て対談動画まとめ

先日、てぃ先生(メディアに多数出ているインフルエンサー保育士)が西村ひろゆきさん(2ちゃん創設者・実業家)と対談をしている動画を見ました。

てぃ先生の考え方や発信は、現代の育児をしている親に寄り添っているので私は好きです。尚且つ科学的な要素も踏まえながら厳しいことも伝えてくれます。

何度か色んな方とコラボしているのを見ましたが、ひろゆきさんとも何度か目?
今度は日本とフランスの育児の違いなどについてしゃべっていました。

簡単ですがまとめています。


【日本が子育てしづらいのはなぜ?】

てぃ先生→周りの意見を気にしすぎているのではないか?

周りの人が保育や育児についてあれこれ言う。
保育や育児は評価がしにくい分野なので、逆を言うと何でも言いたいだけ言いたい事を言える。
何も知らない人は、自分の育ってきた環境が良いと思っていてそれを強要したりする。自分基軸の価値観が絶対となりやすい。

こうなると、子育てに正解はない、となりやすいが・・・↓

てぃ先生→子育てに正解はないと言うものに違和感がある。正解がないから何でもして良いわけではなく、その時のその子からすると正解はある。

となると、日本は他人に口出しすぎる??フランスはどうか?

ひろゆき→フランスの方が他人にあれこれ強く言う。でもエレベーターは譲るしベビーカーも段差があれば誰でもすぐ持ってあげて助ける。

日本は例えば優先席がある為に優先席じゃなければ譲らなくても良いよねという流れになっている。そういうところで分断が起きている。
フランスは優先席などなく、誰でも子どもには席を譲る。優先エレベーターなどもそう。

【女性のキャリアの話】

女性は結婚出産するとキャリアが途絶えやすく、例えば子育てして3年後に戻ろうとすると収入が低くなりがち。
アメリカやフランスはスキルがあれば何年か離れていても戻りやすい。

働きやすいか働きにくいかと同時に、働く意欲はどうか?
日本の女性の方が働きたい人が多いのではないか。
キリスト教という宗教的な考えでも労働観は違ってくる。
フランスはバカンスのために働く、などそれぞれ働きたい理由が違う。

そして日本は年金や保障など、専業主婦でも何とかなるという仕組みが今まである。
フランスはない。ベビーシッターなど国から補助金が出るので女性も働きやすい。

【子どもが幸せに感じるには、どのようなものが日本には必要なのか?】

てぃ先生→日本は他人を家に入れない風潮があるので、頼る人が限られる。
ひろゆき→フランスでは学生を余った部屋にステイさせる代わりに子どもの面倒を見てもらうという仕組みもある。補助金も出る。経済合理性で考えている。

ひろゆき→学歴がいい方がいい、勉強できた方がいいと思っている親が多いが、今の日本の大学に行くために必要な能力は暗記能力や記憶力が求められ、それ以外の能力で活躍できる場もある。

てぃ先生→いかに失敗させないようにするかを現代の親は考えている傾向にある。例えば九九を年長で覚える、しかしその九九は年長の段階でどこで使うのか。覚えられなければ自己肯定感も下がる。要らぬチャレンジをさせて要らぬ失敗をさせていることがある。
親は結果で見えるものをやらせたがる。九九やプログラミングなど。
でも本当に子どもが自信を持つことは、口笛が吹けたとかそういうもっと身近でくだらないこと。それを積み重ねると自信につながって幸せを感じるのではないか。

ひろゆき→結果を褒めるという事をすると、「失敗しそうなことはやらない方が得である」と認識するようになる。要は出来ることだけやったら褒められるから失敗しそうなことはやらないとなる。なので努力したこと挑戦したことを褒めると、結果として色々なことをやるようになるので、褒めどころを間違えないように。


【スマホとの付き合い方】

ビルゲイツなどが子どもにスマホを触らせないと言っている。

ひろゆき→若い頃に成功している人は若い頃に触っている。プログラミングが向いてる子は若い頃からやればいいと思う。スマホの制限も、スマホで何をしているかによる。youtubeで言語を覚えるのもあるし、ゲームで指を細かく動かして反射神経を使っている。総合的にスマホを使ってその子に不具合が出なければいい。スマホを使うことで人とのコミュニケーションが疎かになるなど。
スポーツや音楽はやれやれって言ってるのに、なぜかゲームはダメとなっている。それはどうかと思う。

てぃ先生→あんなに子どもたちがゲームに夢中になるのかは、講師の質だと思っていて、ゲームはチュートリアルが丁寧で簡単。しかし野球などのコーチは教え方が子どもにとって難しい場合がある。

ひろゆき→ピアノを教えるにしても、親が楽しそうに弾く姿を見せた方が早いのではないか。スポーツも同じ。

てぃ先生→鬼滅の刃理論。鬼滅を親が面白いからと読んでいる内に子どもも興味を持つ。ネットを使う上で大事なことは、親とのコミュニケーション。

ひろゆき→夫婦喧嘩を見せないことは大事。

【人生で役に立つ思い込みの力】

SNSなどの普及もあるし、自分をセルフブランディングする必要はあるのか??

てぃ先生→みんなが輝く必要はない。前がいい人もいれば陰日向がいい人もいる。

ひろゆき→状況によって喋り方とかテンションが違うのは人間は当たり前のこと。
スイッチを使って集中を高める人もいる(ネクタイを締めるなど)。陸上選手が「あなたはフェラーリです」と言って走ったらタイムが良くなるという結果もあり、思い込みの力は大事。
起きた出来事をどう捉えるかも大事。起きた出来事が嫌だったで終わらずに、どう面白話に持っていくのか。キャラをコントロールする。




【子どもが誹謗中傷を受けました、どうする?】

ひろゆき→みんな見なければいいんじゃない?ネットの誹謗中傷を。
てぃ先生→
うん、わざわざエゴサしにいかない、自分を律することも大事。
ひろゆき→友達に言われ慣れていない、人とぶつかる経験が少ないのかな。そうなると根拠のない自信があると図太い。「私かわいいから」と誰が何と言おうと思っている人もいる。

【幸せになるために最も必要なスキルは何か?】

てぃ先生→甘える力。今は自分の子どもをいかに早く自立させるかに目を向けているが、そうすると甘える場がなくなる。家庭で甘えさせるのも大事。

ひろゆき→没頭して時間を忘れる趣味があるかどうか。没頭しているとストレスを次の日に持ち越さない。他人に依存しなくて済む。

てぃ先生→しかし今の親は没頭させない。一直線になりすぎると心配になる親がいる。もっと没頭させる時間を作ってあげた方が良い。子どもが何をしたいのかもっとよく見る。みんなの輪に入らない子は本当にみんなの輪に入りたいのか?みんなとやりたいではなく、一人でこれで遊びたいに没頭している子は多くいる。無理やり輪にいれなくても大丈夫。

【あえて習い事をさせるなら?】

ひろゆき→運動と語学。運動できる人の方が社会での成功率が高い。酸素を吸収して処理する能力が細胞内で高くなる、結果として脳の使い方が上手くなる。ぽっちゃりくらい食べることも大事。

【なんで?攻撃への回答の仕方】

なんで?という質問に論理的に返答してしまう悩み。
もっとメルヘンな回答をしたほうがいいのか?

例えば雷がなぜなっているのか?
電気エネルギーの放出を知りたい子もいればゴロゴロ太鼓を雷様が鳴らしているんだというファンタジーを求めている子もいる。
しかし、なんで雷様は鳴らしているのか?そこを知りたい。子どもの質問の意図を大人が汲む。

てぃ先生→その子のエピソードに絡めた話をしている。何でここに花が咲いてるの?の質問に対して、管理人さんが植えたんだよではなく、「〇〇ちゃんが綺麗だと思ったでしょ?だから植えてるんだよ」と言った方がその子にとっては納得しやすい。

ひろゆき→何でも神様のせいにするのはどうにかした方がいい。コンセントに針金を突っ込んでバチバチを見せると分かりやすい。ちゃんと理解したい子に間違ったことを教えるのはバカのすること。

てぃ先生→説明しても子どもは分からない、という考えが大前提にあったんでしょうね。

ひろゆき→大人が、子どもに説明しても難しいからと勝手に決めつけるのは良くない。ちゃんと理由を科学的に知りたい子もいる。


などなどの話でした。

「KIDSNA STYLE チャンネル」さんより、YouTubeでの配信でした。
キズナスタイルさんの動画、面白いですね。
他にも「てぃ先生と大豆生田先生先生」の対談などあって、保育園はスペックで選ぶなという放送もありました。
なんの関係者でもないですが、よかったら見てみてください。


【この回の感想】


ひろゆきさんの話は、一見冷たそうに見える発言だけど子どもへの温かみがあって私は好きです。他のチャンネルでも色々言っていますが、好きです。
子どもを子どもとして扱わずに、ちゃんと教えてあげるのは本来大人の役目だなと思うし。


子育てに正解はない、からこそ他人が子育て論を言いやすい。
でも、その時のその子には正解はあるよ、と言うてぃ先生の言葉はごもっともで。
その後出てくる、てぃ先生のエゴサーチをしない努力というのもそこに通じて、要は「批判を気にしない力」、ひろゆきさんの「受けたストレスをお金をかけずに無くしていく没頭する力」が親にも子にも必要なんだなぁと感じました。

自分の子育て論を押し付けてくる人を論破する、って回をぜひひろゆきさんにはやって欲しいですね。存分に真似したいものです(笑

没頭する時間が今の子どもにはない、という話ですが、あれやこれや習い事してたらないのは確かですよね。
習い事の練習もあるし。
「あぁ、暇だ・・・」と思う時間を作らねば始まらないので、我が家では何もない時間を組むようにしました。大体学校ではない週の自由時間の半分くらい。
気持ちがノリに乗ってきた時は寝る時間が多少ズレても何も言いません。(パパは決まった時間に寝ろと言ってくる^^;)
没頭する事柄は毎日違うのですが、30分でも黙々と何かやってることがあればよしと思っています。


インフルエンサーたちの子育て対談は、本当に面白いです。
保育専門のてぃ先生と、時代を切り開いていっている人たちとの対談をもっと増やして欲しいなぁ〜、あと、専門分野を研究している人たちとか。
ミキティとかのガチ芸能人ママ対談も面白いし。
また見たいと思います、キズナさんの動画^^


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