彼を思い通りにしたかった8年の不倫
こんにちは。研究員の松本典子です。
今日は、私のうまく行かなかった過去の恋愛物語を書いてみようと思います。
人の話は、客観性を持ってみたり聞いたりできますよね。そこからぜひ自分のこととして
おかしさを発見してみてください。
ドラマにつき、やや長文。ぴんと来る方はお付き合いください。
【彼を思い通りにしたかった8年の不倫】
30代の時、海外に1年住んだことがあります。その1年の間ほぼ欠かすことなく、毎日朝夕2回のメール交換を日本にいる恋人に必ずしていました。
恋人というか、海外に行く直前に恋に落ちた妻子ある男性です。
自分を許せない罪悪感と自己否定マックスだったころに出会った、本当に本当に久しぶりに「この人大好き!!」って思いっきり感じるそんな相手でした。
ただ、私は会社でのキャリアもその当時の安定収入も捨てて、どうしても自分の環境をかえたくて
海外留学を決めていた時で
その遠距離という障害、妻子あるという障害は、更に更に恋に落ちることを可能にして行きました。
障害に人は俄然燃えるのです。
そして、自分の欠けている部分を埋めることができ愛だと勘違いしてゆく、、、。
私にはこの人しかいない
こんなにもどうしようもなく
話もあって
落ち着けて
面白くて
大好きになれる人なんて
もう私には二度と現れることはない
と
自分が心底好きになった相手から、同じレヴェルで好きになってもらえたと感じれた初めての体験でもあって舞い上がってました。
留学先からの毎日2通のメールと、満月には必ず空を眺めては、この同じ月を遠く離れた彼も見ているんだと
離れているけど共にあることに
とても感傷的になって涙を流す、、、
男運が悪いと言われ続け、キャリア女子として働いていた頃の同僚が知ったら、きっとひっくり返ったであろう私の裏の顔。
センチメンタルジャーニーだったのです。
1年の海外留学は、本当にあり得ない体験の宝庫で凝縮されていて本当に楽しかったから
まだまだ残りたい気持ちと、だけど一刻も早く帰って彼に会いたい気持ちとで揺れ動きましたが
当初の予定通りに帰国しました。
ここから私の再スタートが始まる。
どうしようもなく自分を許せず愛せず、「こんな私」を必要としてくれる彼とともに面白いことをやっていけるんだと
ダメだった過去を取り戻す未来を
本当に幸せな気持ちで描いていました。
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そんな帰国を数日後に控えたとき
それまで、愛を育んでいたと信じて疑わなかった
1日2通のメールに事件が起こりました。
私の何気ない一言に彼が激昂。
初めてみる優しかった彼のあまりの激昂に
何をそんなに怒られることを言ったか
まったくわからず、私は驚き、不安になり
せっかく後数日で、やっとやっと会えるのに
「成田にも迎えに行かない!!」と一方的に言われてしまったのです。
日本に帰ってからの理想の未来に浮き足だっていた思いは地獄に落とされました。
【帰国】
成田に降り立った私は、トランジットで一泊したアトランタから「迎えにきてほしい」と懇願したメールに応えてくれるんではないかと、彼の姿を期待と不安で探しました。
彼は満面の笑みで出口に佇んでいました。
あああ、私達はあんなことで崩れるそんな関係じゃない!そんな人を好きになったんじゃない!
と、日本で始まる新たな展開に再び光が差し込みました。
【帰国後】
私はいつの間にか1年続いた1日2通のメール中毒になっていました。なくてはならないものに留学期間の間に慣らされていたのです。
依存状態でした。
帰国して1週間
2通がだんだん減っていき
帰国して1か月
近くに居るのに会えない
メールはあったりなかったり
あんなに一緒に話せて分かり合えたのにと
不安はどんどん不満になってゆきました。
私は彼に自分の不安を解消してくれる様
ちゃんと連絡が欲しいこと
1週間に2回は絶対に会いたいこと
時間を守ってほしいこと
を切に切にお願いしました。
彼もなんとかそこに対応しようと
努力をしてくれていた様ですが
度重なる連絡が取れない状況や
約束の時間へのあり得ない程の遅刻など
会えたとしても
私が彼を責めてしまうことが続きました。
そこさえ変えてくれたら
私と貴方はうまくいのに、、、。
こんなにもこんなにも貴方を思っているのに
どうしてそれを踏みにじるのよ!
どうしてわかってくれないのよ!
と
悲しみからの怒りは
最終的には
私の中に潜んでいた
般若の様な自分を曝け出す
激しく罵り合う関係へと
どんどん転げ落ちてゆきました。
あんなに愛していたはずなのに、、、。
どうして彼は
私の思うようにしてくれないの!!
私は自分の思いをきいてくれない彼が
憎らしく
絶対に相手に非があると思っていました。
いや、思い込もうとしていました。
だって内心は、ずっと自分を愛せず許せず自分を責めていて、もうこれ以上背負えない「非」を相手に被せていたのです。
でも、一方で、思うようにしてくれた時だけは
束の間の安心と信頼と愛情が私を満たしていました。
そんな激しい酩酊状態、共依存関係をなんと8年も続けました。
関係を止めるのも地獄
続けるのも地獄
とても苦しかった。
自分が苦しいこと
自分の立場が不利なことを逆手に
相手が悪いと当たり前の様に
相手を支配(変えよう)しようとしていた裏の顔があったとは気付かずに、自己憐憫に浸っていました。
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新たな人生を再スタートするのだと
環境を変え
なんとか自分を認められるようにと
なんとか自分を許せるようにと
なんとか自分の罪悪感を軽減できる様にと
色々と頑張ったはずなのに
自分を愛せない思いや罪悪感は逆に彼との関係からも増幅してしまったのです。
そんなお手上げ状態になって
「ミロスシステム」に出会いました。
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一体私は何がおかしかったのか?
何をしてきたのか?
立ち止まり
一つ一つ知ってゆきました。
それは
これまでの自分を壊す作業でもあり
最も知りたくない醜い自分や
嫌った自分をはっきり知る
というプロセスでもありました。
だから当然の様に
抵抗や恐怖が湧きました。
だけど
「ミロスシステム」を通して「本当の自分」を知るプロセスは
後になってはっきりわかったことですが
私が私として初めて生きられる
最高のタイミング
最高の幸せであったと。
だから、はっきり言えるのは
立ち止まれる最悪だと思うことは
次元を変えて見ると最高だということ。
本当の自分を知れる
それは自分を愛せるという
成功そのものだったからです。
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時代は変わってしまいました。
貴方もこれまでのまま
こんなはずじゃないという貴方のままでは
もう、いられないのではないでしょうか?
「相手や環境を変えたい」ではなく
自分を変えるって
本当はどういうことなのか?
「本当の自分」とはなんだろうか?
そこに興味を持って、求めていただきたいと思います。
問題を引き起こした次元の思考を使って
それを解決することは不可能です。
視点(次元)を変えることで真実は見えてきます。
その視点を得たとき
貴方が変わったとき
間違いなく、貴方の在り方そのものだった現状は変わってゆきます。
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松本典子(まつもと のりこ)
突然の母の死を体験。辛い体験を乗り越えようと仕事に没頭し、国内外で活躍。恋愛、遊びと独身を謳歌する。しかし、幸せを求めても結婚だけはうまくいかず、諦めかけていたときMIROSSに出合う。ミロスを実践することで、母の死に対する強い罪悪感から解放され自らを再生することができた。パートナーとも出逢い44歳で結婚。「諦めていた幸せ」をみごと手に入れる。新次元の結婚、パートナーシップを伝えている。
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