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【メンバー紹介】事業開発部 須郷/海外旅行・旅行業界未経験で飛び込んだ大きなチャレンジと入社後の視点

こんにちは!令和トラベルHRデザイン部です。

令和トラベルの内部についてもっと知ってもらうための、メンバー紹介企画。

今回は事業開発部の須郷に、人材コンサル業界から令和トラベルへ転職した経緯や、社外の人に提案する際に意識していることなどを聞きました。

ぜひ最後までお付き合いください!

組織をより良くすることをテーマに新卒で人材コンサル業界へ

2017年に大学を卒業したあとは、新卒で人事系会社のリンクアンドモチベーションに入社しました。お客様向けの新卒採用の立ち上げや改善を中心に、経営者や人事の方と4年半ほど仕事をしていました。

高校まではサッカーをずっと続けていて、大学でも大きな集団で動いていた経験から、就活時は組織をより良くすることを自分の中のテーマとして考えていたんです。その結果、人材コンサルティングの分野を選びました。

新卒採用はこれから社会に出ていく人と関わるので、何のために働くのか、どんなキャリアを築いていくべきかといった問いを毎日考えるんです。

キャリアに正解はないので明快な答えはないものの、働くことに向き合って人事の方や学生と話すのは良い経験になりました。

新しい挑戦をすべく、令和トラベルへ転職

元々興味の幅が広く、いつかは大きなチャレンジをしたいという思いはずっとあったのですが、踏ん切りをつけられたのはコロナの影響が少なからずあったと思います。

雇用の削減が行われ、働くことへの不安を高めている人もいる状況で、どんな体験を届けられたら人々を幸せにできるのだろうと考えていました。その結果人事領域以外でも人々を幸せにする選択肢はあると思い、転職して新たなキャリアを築くことにしたんです。

加えて子どもが生まれたタイミングでもあり、自分がずっと挑戦する姿を子どもに見せたいと思ったのも、転職を決める後押しになりました。

令和トラベルを知ったきっかけは、しのさん(代表:篠塚)が書いたnoteです。さまざまなスタートアップ企業を見ていたときに、しのさんが参画している千葉道場の方が教えてくれたんです。僕は人材業界出身で旅行業界経験が必須だった令和トラベルの募集要件を満たす業種がなかったので、オープンエントリーで応募しました。

海外旅行未経験だからこその観点を取り入れた、不安のないサービスを作りたい

人並みに旅行は好きでしたが、海外には行ったこともなかったんです。なので旅行業界に興味があったというよりは、しのさんの考えやこれから大きく変えていけるマーケットであることに魅力を感じました。

面接時は自分を偽らずに臨むことを意識していたので、旅行に特別な思い入れがないことを最初の段階で伝えたのですが、たむちさん(CHRO 田村)が「働く意欲や理由は一人ひとり違うから」と言ってくださって。ここなら安心して働けると思ったのを覚えています。

とはいえ、旅行経験が少ないから旅行業界に対して自分の意思を持たないのは違うと思っていたので、旅行を通じて人々び気づきや喜びを与えたいということは話しました。

今は海外未経験だからこその観点を取り入れた、不安のないサービスを作りたいと考えています。旅行への思い入れがないことだけでなく、生活の中で子どもを最優先したいことや英語が話せないことも正直に言ったことで、裏表のない人間だということが伝わったのかなと思います。

妻は前職が一緒で自分のことをよく理解してくれていて、転職についての判断は任せるというスタンスだったのですが、入社前に令和トラベルの資料を作ってプレゼンしました。長い時間かけて資料を作ったわりには「いいんじゃない」の一言だけでしたが(笑)。

当時は資金調達のリリースが出ていた時期だったので、周りの友達から褒めてもらうことも多かったんですが、妻へのプレゼン資料を作ったことで浮ついた気持ちにならず、より一層真剣に入社することに対して向き合うことができたのは、自分としてもよかったです。

働き続けるには、浮き沈みしないようにするのが大切

今は事業開発部門に所属していて、保険、レンタルWi-Fi、クレジット会社、政府観光局といった企業との業務提携の推進などをしています。最近は自分が、売る商品が決まってない営業担当だと思っていますね。

入社できたのはよかったものの、旅行業界の経験がない状態で働き始めるのは、正直かなり大変でした。最初はみんなが話している会話の内容がわからないからついていけないし、議事録や資料もまともに作れなくて。元々資料を作ったり案件を獲得してくるのは得意領域だと思っていましたが、業界が変わるだけでこんなに違うんだと痛感しました。

本当に何もできない状態からのスタートで、入社後3ヶ月くらいはとにかくインプットの毎日でしたね。本やネットから情報収集することもありましたし、お客さんとの打ち合わせの中で出てきた単語を調べながら自分に落とし込んでいくことも多いです。

最近は各国の政府観光局の方とお会いして、その国の観光業を盛り上げる方法について話しているので、政府観光局については他の人よりも詳しくなれたのは良い成功体験になりました。

まだまだインプットしなくてはいけないことも多いですが、最初から飛ばしすぎず、長距離走のように一定のペースで働き続けることは大切にしています。

しのさんが以前「浮き沈みしないためには、沈まないようにするよりも浮かれすぎないようにするのが大切」と言っていて。

それを聞いて、僕も嬉しいことがあっても喜びすぎないことを大事にしています。大きな案件を獲得できたときはもちろん嬉しいのですが、そこで喜びすぎてしまうと、その後受注できないときに必ず沈んでしまうので。振り幅を作りすぎないようにするのは意識していますね。

社内イベントでは司会も務める

相手の課題を理解して解決する意識を持つ

社外の方と話すときには、誰に対しても相手の課題を理解して解決する意思を最初に伝えるようにしています。しくじりから学んだことなのですが、入社当初は「フォロワー◯人増やせます!」のような、令和トラベルができることを資料にまとめて提案することが多かったんです。

そうしたらしのさんに、相手の課題に対して向き合ってない提案をしていると受注は取れないとフィードバックをいただいたことがあって。それから相手の課題を意識することで、会話がスムーズに進むようになりました。

相手が抱えている課題をどう解決できるかをコミュニケーションの起点にするのは、対社外の人だけではなく、社内の人と話すときも気をつけるポイントになっています。

あと、課題解決の提案でも社内の人とコミュニケーションを取るときでも、体系的に学ぶ姿勢を持つようにしています。できていることだと思っていましたが、転職して環境が変わると周りからフィードバックで言われてしまうくらい自分の中で身についていないことを痛感しました。

前職では慣れた業務をずっとやっていたので、言語化しなくても課題を解決することができていたのだと思います。当たり前のことかもしれませんが、意識して学び直したいと感じていることですね。

令和トラベルでは今、何をやっても初めての取り組みになるので、それを第一人者として取り組めるというのは、今までになかった感覚です。主要な観光局の方には一通り挨拶しましたが、そこの繋がりは自分がゼロから作ったという自負はあります。

あとはさまざまなメディアで取り上げてもらったりNHKの取材を受けたりと、注目度の高い会社なので、自分の携わっていることが世の中の人に見てもらえるというのは嬉しいですね。転職をするときに、わかる人にはわかるというものより、本当に世の中を動かすような注目されるものに関わりたいという気持ちがあったので、やりがいを感じるひとつのポイントになっていますね。

半歩先や一歩先を見据えた提案

正直、サービスのリリースがいつになるか、明確にはまだわかりません。日本に隔離規制がなくなったとしても渡航者がどんどん増えるという単純なものではないだろうし、コロナ前のような渡航が戻ってくるのはまだまだ先だと思います。

一方でレジャーが戻ってきたタイミングでPRを出したらワンテンポ遅くなってしまうので、人々が海外に行こうかなと思い始めるタイミングを見逃さないように意識しています。

なので、今観光局の方には今すぐの送客ではなく、半歩先や一歩先を見据えた提案をしています。短期的な流通が増えないもどかしさもありますが、適切なタイミングをきちんと見定めるようにしている状況です。

海外への渡航が難しい今、他社の旅行会社は国内旅行に注力して売り出しているので、海外旅行に着手している令和トラベルとは少しギャップがあるんです。

観光局側は一刻も早くPRをしたいので、提案を持っていくと助かると言っていただけますね。他はやっていないことを僕たちがやることで第一人者感を作りつつも、早すぎると世の中からは受け入れてもらいづらくなってしまうので、どのように塩梅をとるかを考えているところです。

家族との時間はきちんと確保し、子育てと仕事を両立

僕は家族と過ごす時間が1番大事なので、19〜21時の間と土日は絶対に仕事をしない時間にしています。その分朝早くから稼働するようにしていて、7時から19時の間に終わらせることを目安としています。

一児の父としての表情も…

妻が外出して、僕と子どもだけで1日過ごすこともよくあるので、フルリモートで働けるのはすごく助かっていますね。その分他のメンバーと稼働時間がずれてしまうこともあるので、周りと齟齬が起こらないような丁寧なコミュニケーションは大事にしています。

これまでのキャリアより学び続ける姿勢が大事

令和トラベルのバリューをちゃんと心地よいと感じる人と働きたいと思っています。

今いるメンバーは本当にみんな仕事に対してはすごく真面目なのに、いい人たちばかりなんです。お互いの違いを受け入れつつ、目標達成に向かっていく姿勢がある人が向いていますね。

令和トラベルへのエントリーを検討している人の中には、僕のように異業種からの転職を考えている方もいるかもしれませんが、「異業種」という言葉は意識しなくて良いと思っています。同業者の方が優位、昔からいた人の方が理解できているという意識は伝えたくないです。

たしかに旅行業界未経験から飛び込むと苦労することもありますし、異業種だからこそ特段できることがあるかと聞かれたら、現時点であるとは言えないかもしれません。でも学び続ける姿勢があれば、新卒で旅行業界にいなかった数年が追いつけないわけがないと思いますし、追いつけると信じられる人がいいと思います。

僕たちはこれまでの旅行業界と異なる全く新しいことを始めようとしているので、逆に旅行業界出身の人がものすごく有利になるとも限らないです。ただ、一人ひとりが自分の頭で考えて、他の人が出せないようなことをアイデアとして出せる楽しさがあることは伝えたいですね。

(取材・文/伊藤美咲)
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令和トラベルでは、現在全力で仲間探しをしていますので、少しでもご興味ある方はぜひ採用ページからご連絡ください。まずは気軽にお話を聞いていただける、ミートアップも開催しています。メンバー全員で温かく迎える準備はできています!

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(取材・文/伊藤美咲)

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