令和婚インタビュー③～合同結婚式の3組を知る～（まゆちゃぱうぉにか＆カヤノヒデアキ編）
3組目 / まゆちゃぱうぉにか&カヤノヒデアキ
―まずは2人の馴れ初めから、お願いします。
まゆちゃぱうぉにか（以下、ま）「彼との出会いは間に共通の友達がいて、私がヒデちゃん（ヒデアキ）家に遊びに行ったのが最初かな？」
カヤノヒデアキ（以下、ヒ）「そのあと色々プロジェクトとか、一緒にやっていく中で仲良くなっていったね。」
―今『プロジェクト』という言葉が出ましたが、普段おふたりがどんな活動をしてらっしゃるのか、教えていただいてもいいですか？
ヒ「僕は『拡張』というものをテーマにしていて、どんどん正解が増えていくことによって生きやすくなる人が増えるのではないか、と思っているんです。今回の令和婚も“結婚式の拡張”っていうテーマ。
もう1個今やってるのは“家族の拡張”っていう企画です。例えばシングルマザーの家庭で男手が必要なところに、得意なことで貢献できる大人をマッチングできるような、そんな仕組みを作っています。」
ま「ヒデちゃん自身が、自分の持ってる“生きづらい“部分を大事にしているよね。他の人の生きづらさにも注目できるというか、彼は優しいんですよ。社会の中で“こういう形に変えたらもっとハッピーになれるのに”っていう部分に注目して、色々企画するのが得意だよね。」
―まゆさんの活動についても教えてください。
ま「元々絵を描く活動をずっとメインでやっていて、フォトグラファーの子と組んでずっとアート活動をやっています。そんな活動の中でくり（Kuri Akitaya）やるーちゃん（ルキノ）とも出会って、一緒にミュージックビデオを作ったりとか、そういう『新しいものを生み出す』っていう活動をしてます。」
―私個人的に、まゆさんには結婚のイメージがあまりなかったのですが、『結婚したい』と思ったきっかけは何だったんですか？
ま「結婚したくないっていう感じでは全然なくて、それほど興味がないっていう感じかな。以前“余命半年だったらどうしたい？”という企画をやって、妊娠したいと思ったんだよね、私。
今のダーリンがヒデちゃんだから、ヒデちゃんとだったら子供がいて、一緒に生活をしていくのは面白そうだな、と思っている自分がいた。でもそこまでだったんだよね、私の想像は。
具体的に結婚したいとかは思ってなかったんだけど…。ある日、プロポーズがあったんですよ！」
―おお！！
ヒ「まゆが妊娠したいって言ってて、子供ができたら“結婚するか”ってなると思うんだけど、じゃあ子供ができなかったら結婚しないのか、それって何なんだろうって思っちゃったのが1個。もう1個は、結婚っていうのが“自分の拡張“の行為なんじゃないかと思ったんだよね。」
―なるほど。
ヒ「結婚すると、相手のことがより自分事になるというか。自分っていう領域が膨らんだ時に“どういう世界が見えるんだろう”っていうのが新しそうで、そうなった時に自分はどう変わるのだろう、と。」
ま「だから、ヒデちゃんの方が先に結婚については考えてくれていて。ちょうど桜が咲いている時に近くの公園でお花見している最中に、
『僕はまゆちゃんと結婚しようと思うんだけど、君はどうする？』
みたいな感じでプロポーズされた（笑）。『えっ？』って驚いてたら、彼のかばんから桜色のドレスが出てきて、『今ここで結婚式してもいいなって思ってる』って言われてたの！
―すごい展開ですね！
ま「確かによく見たら彼は白いシャツとか着てるし、革靴みたいなの履いてて準備万端だった！
でもドレスがベアトップのやつだったから『めっちゃ嬉しいけど、腋毛とか生えてるし今はちょっと着れないかな（笑）ありがとう』って言った。
その時は泣いたし嬉しかったから、思考的に結婚がどうっていうよりは、『え！？めっちゃ嬉しい！するする！！』みたいな（笑）。」
―まゆさんはヒデアキさんからプロポーズされる前に、自分にプロポーズしたというお話を伺ったのですが…？
ま「そうそう！プロポーズされる前々日、実家に帰っていた時に色々感じたことがあってね。
普段ポジティヴキャラって感じだから、成分としては98パーセントぐらい『陽』になっちゃう時があって。自分の中のネガティヴをちゃんと大事にして、見てあげるってことをそんなにしてなかったんだけど、自分の中の『ネガティヴちゃん』ときちんと向き合えた日があったの。
私が今生きているのは、ポジティヴ面の自分ももちろんいるし、反対側のネガティヴな子たちがいないと成り立たないからさ。
だから、自分にプロポーズをしたんですよ。
『あなたがいないと私じゃないから、お願いだからネガティヴな私たち、いなくならないで』
って…、めっちゃ泣いちゃって自分で。自分自身にプロポーズなんて面白ろすぎて、実家から帰ってきた時にヒデちゃんにその話をしたんだけど、すごく反応が薄くて。」
―（笑）
ま「『プロポーズしたんだよ、めっちゃいい話じゃない！？』とか言っても、『ああ、そうだね』くらいで。伝わってないなぁ、と思っていたら、実は彼もその直後にプロポーズしようと思ってたから、急にプロポーズという話題が出て動揺してたっていう（笑）。」
―おふたりのお話を伺っていると、すごくバランスが取れてますよね。まゆさんがポジティヴにどんどん進んでいくのに対して、ヒデアキさんは落ち着いて考えてから動く、というか。
ま「そう、ものすごく考えてくれるの。私が突っ走ってやろうとすると、『みんなのことを置いていってるよ』って教えてくれたりとか、すごく私の反対側をやってくれてる。
ヒデちゃんも、『君が笑ってくれてるから、僕は安心して暗くしていよう』みたいなことをたまに言ってて（笑）。だから、すごくバランスはいいと思う。」
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今回は、まゆちゃぱうぉにかさんとヒデアキさんに2人の馴れ初めなどを聞いてみました！
ごきげんなお2人でした笑
○令和婚インタビューをもっと読む！○
・令和婚インタビュー〜youはなぜ3組で結婚式を？〜
・令和婚インタビュー①～合同結婚式の3組を知る～（Kuri＆晴希編）
・令和婚インタビュー②～合同結婚式の3組を知る～（ルキノ＆順平編）
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