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つけるべきか、つけないべきか、それが問題だ…

昨日は朝から体調がイマイチ。
やりたいことはたっぷりあるのだが
体がついていきそうになかったので、
1日中ゴロゴロすることにした。

体調がイマイチな原因は明白。
朝、自分が口を開けていることに気づいて
目が覚めたのである。
おそらく、
ずっと口を開けたまま寝ていたのだ。
当然、のどがいがらっぽい感じに。

なぜ口を開けていたのか?
その原因も明白なのだ。

昨年、約一年かけて
歯医者に通っていた。
通い初めは、上の歯の詰め物がとれたこと。
型をとり、新しい詰め物ができて、
さああと1回通えば終わりか?というときに、
今度は下の奥歯の詰め物が取れる…

しかもその歯、
覆っていたものが取れてみたら、
真っ二つに割れているというではありませんか。

歯が割れるのは
神経を抜いた歯には
あり得ることらしい。
私の歯も神経を抜いている歯だった。

しかもその歯は虫歯にもなっていたので、
自分の歯を残せるか?インプラントになるのか?の状況。

幸いにも虫歯を削り、
真っ二つに割れた歯を、そのまま
「小さい歯が2本」ということにして、
それぞれに新しい被せ物をつくり、
なんとか自分の歯を残すことができた。
そして最後の仕上げ。

口の中の状態を見て
おそらく長年、歯ぎしり・食いしばりをしてきたことでしょう、
歯の擦り減りを減らして、歯を保つためには
夜間にマウスピースをつけることを勧めます、
ということで、マウスピースを作る。

これが口を開けて寝てしまう原因だ…

作ったマウスピースは
もちろん私の歯にぴったり。
きっちりはまってズレることもない。

ただ、違和感がものすごいのだ。

もともと寝つきが悪い私。
そこへマウスピースをつけたものだから、
さらになかなか寝れない。

運良く寝れたとしても、
朝起きたときの疲労感が半端ないのだ。

おかしい…
歯を守るため、健康のためのマウスピースなのに
マウスピースをつけると体は疲労し、逆に不健康になるのだ。

夫は
「マウスピースをするなんて
ボクサーみたいでかっこいいね」
なんて言ってるけれど、
こっちはそれどころではない。

しかもその夫。
夫はイビキがひどいのだ。
夫より私が早く寝ないと
イビキで私が寝られない。

イビキがどれくらいひどいのかというと、
実家に帰省したときに
夫と長男が一緒の部屋で寝ていたのだが、
朝になったら長男はリビングで寝ていたのだ。
夫のイビキから避難したらしい。

それくらいひどいイビキの中で
マウスピースをつけた私が寝られるわけがない。

結局、せっかく作ったにもかかわらず、
出番がほとんどなくなってしまったマウスピース。
けれど貧乏人根性がでる。

せっかく作ったのに使わなくていいのか?
それに使ってなかったら次回の歯科検診で
先生に怒られるのではないのか?

そう思って一昨日
久しぶりにマウスピースをつけて寝てみたら、これである。
口を開けている自分に気がついて起きたのだ。
ノドのいがらっぽさを感じながら。

この先、私はいったいどうすればいいんだ?
自分の歯を守るために
寝れなくても、朝起きて疲れていても
マウスピースを使うべきなのか。
それともしっかり睡眠をとって
日常生活に支障をきたさないように
マウスピースを使うことを諦めるべきなのか。

そして夫は言う。
「そもそも、今歯ぎしりはしてるの?」

えっ⁉︎そこ⁉︎
だって歯ぎしりをしているかどうかなんて
自分ではわからないじゃない。
これまでだって
他人に指摘されて
「そうか、私は歯ぎしりをするのか」
と知ったくらいなんだから…

それを言ったら、確認するためには
部屋の中に監視カメラをつけるしか
ないではないか。

結局マウスピースはつけるべきなのか、つけないべきなのか。

「To be, or not to be, that is the question.」

そんな言葉が私の頭をよぎる。

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