見出し画像

あなたの成功を遠ざける先行者利益というファンタジー

霊視×経営コンサルティングの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは「あなたの成功を遠ざける先行者利益というファンタジー」という内容です。

ビジネスを成功させるには、時流に合ったことをすることが秘訣です。

あなたも、これと似たような言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

確かに時流に合ったことをするのは大事です。
しかし、だからといって、自分がやりたくもないことをビジネスにするのは、本末転倒です。

以前、新規事業について、とある経営者の方からご相談があったときの話です。

その経営者は、システム開発事業の会社を経営されていて、社員も50人ほど抱えています。

既存のシステム開発事業とは違う事業を考えていて、相談にのってもらいたいということでした。

そして、ご相談の中で、その経営者の方から、このような発言があったんです。

「成功するには、やっぱり新しい分野に挑戦したほうがいいんでしょうか?」

私は、こう聞き返しました。

「〇〇さんは、なぜ、そう思うのですか?」

そして、その経営者から出てきた答えがこれでした。

「だって、先行者利益ってあるじゃないですか?早く参入したら、先行者利益が得られそうだからですね。まあ、興味がある分野じゃないんですがね」

何やら嫌な予感がしたので、その相談者の方に、こう聞き返してしまいました。

「〇〇さんがその事業をしたい目的というのは、どのようなものなのでしょうか?」

案の定な答えが返ってきました。

「楽して儲けたいんです」

この回答を聞いて、私は呆れてしまいました。

私だけではありません。
その経営者の守護霊も同じような感じでした。

では、なぜ、私や守護霊が呆れてしまったのか、あなたには分かるでしょうか?

結論を申し上げますと、相談者さまが「目的」を見失っていたからです。

なぜ、その事業をしたいのか?

事業としてやっていくからには、何か「目的」となるものがあるはずです。

自分が好きなことや得意なことをやりたい、人の役に立ちたい、など、そのような目的となるものがあるはずです。

もちろん、これもあるはずです。

それは、「儲けたい」です。

至って、健全な目的です。
当たり前ですが、それ自体は否定しません。

しかし、問題なのは、ここなんです。

「楽して儲けたい」

ここです。

「楽して儲けたい」は、決して「目的」にはなりません。

そもそも、先行者利益というのは、ファンタジーです。

新しい分野に参入すれば、誰もが先行者利益を得られるのか?と思われている人が多いようですが、はっきりと断言します。

そんなわけがありません。

先行者利益を得られるのは、しっかりとそのビジネスをやっている人だけです。

「楽して儲けたい」というような甘い考えでやっても、先行者利益を得ることはできません。

そもそも、その分野に興味がないのであれば、余計に長続きしません。

やってみたものの、なかなか成果が上げられずに、すぐに放り出してしまうことになります。

つまりは失敗です。

そして、在庫が必要なビジネスであったならば、大量の在庫が残る羽目になります。
もし、借金をして始めたビジネスであれば、借金だけが大きく残り、負債となります。

だからこそ、先行者利益というファンタジーを追いかけるのではなく、自分の「目的」に合ったビジネスを深掘りし、取り入れていくことが大事です。

まずは「目的」です。

裏を返せば、しっかりとした「目的」が無いから、先行者利益という甘い囁きに乗ってしまうのです。

尚、先ほどの経営者の方には、「目的」をはっきりとされたほうがいいです、というお話をして、新しい分野への事業展開は控えることを提言したのは言うまでもありません。

新規事業をするには、「目的」をしっかりと持ってください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

-------------------------------------------------

よいエネルギーを持って起業したいというあなたにオススメです↓
こちらをクリック

「みえない世界」の力を日常に生かすヒントを得られると起業家に好評のメルマガです↓
こちらをクリック

桜賀和愛美のマンガ中心のブログです↓
桜賀和愛美ブログ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?