喜びを辿って生きていく

昨日、公園に向かって歩いていた。秋の青空と、おいしそうな白い雲を見上げる。爽やかな空気も肌に心地良い。なんて気持ちがいいんだろう!私の心は喜びで満たされた。

平日の午前中、お気に入りの公園を歩きたい、ただそれだけの目的で散歩をしている。かつての私だったら、同じようなことをしていたとしても、心の中は晴れやかではなかった。

専業主婦で仕事をしていない。皆が働いている時間帯に、ただ歩いているだけなんて、情けない、恥ずかしい、社会に対して申し訳ないような気さえする。運動のため、体のため、と思って歩いていても、こんな私でごめんなさい、こんな私はダメな奴、と、心の中で自分を責める気持ちが知らぬうちに湧いている。これが以前の私だった。

しかし、昨日は違った。今、私が、この瞬間の喜びをこんなに感じられるということは、労働してお金を稼ぐのと同じかむしろそれ以上に、素晴らしいことなのではないか、と感じられたのだ。

喜びのエネルギーは魂につながっている。喜びを感じ、その喜びを辿っていきさえすれば、魂が進むべき道筋に沿っていける。

過去の私が辿っていたのは、恐れのエネルギー。このままずっと無職のままだったらどうしよう、お金が足りなくなったらどうしよう、どうして私はもっとちゃんとできないんだろう。不安と自責。この感覚のままで、前に進もうとしても、目の前は暗闇だ。真っ暗な土の中で、手でトンネルを掘ろうとしているようなもの。身動きがとれないし、光も見つけられない。

自己対話を繰り返したり、宇宙の真理を学んだりしているうちに、このことに気付いた私は、自分を責めることを無条件にやめることにした。そして、いつでもいい気分でいること、つまり、喜びの状態でいることを、意図するようにしたのだ。

そして昨日、散歩しながら、気持ちよさをただただ感じられた。やっと、この感覚に戻れたんだ!きっと、幼い子供のころには当たり前に持っていた、この感覚に。

この気持ちよさをいつでも道しるべに、喜びに沿って、進んでいこう。

この記事は「よさカードと言葉を紡ぐ30days」と題して「自分」をテーマによさカードを引いて感じたことを書くシリーズの10日目です。
今日のカードは良さことばカード
「喜び」が進むべき道(アラン・コーエン)
でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?