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子供の頃はつまらなかったのに、今は楽しいあれこれ

子供の頃、親の買い物に付き合わされたり、旅行先で美術館に行かされたり(連れて行ってもらったのですがね)して、とっても退屈だった記憶があります。
全部同じように見えるカーテンをずっと見て回ったり、買いもしないのにお皿を見に行ったり。

でもあんなに退屈だったはずなのに、気づけば今の自分は、その楽しくなかったはずのことをやっているではありませんか。しかも積極的に、楽しんで。

今日はそんな、小さな頃との楽しみ度合いにギャップがありすぎる体験をいくつか思い出したので、記してみます。



美術館巡り
展示物を触ったり、体験したりできる科学博物館は小さい頃も好きでした。ですが、作品をただ見るだけの美術館や博物館は、何をすればいいかわからず、退屈で仕方ありませんでした。
せめてその作品や画家の背景知識を教えてもらっていたら興味の持ち度合いも変わっていたのかもしれませんが。


ウォーキング
親との散歩は楽しかったです。犬を連れて、草木で遊びながら、その日あったことを語りながらのお散歩。ただ、これが親の運動につき合う目的の「ウォーキング」となると話は別。ただひたすら歩くことの何が楽しいのよ?歩くだけで運動になるのか?
とずっと疑問に思っていました。

今では、私もウォーキングが一番続けやすい運動だと思っています。歩きながら思考の整理をしたり、体の不調気味な部分に注意を向けたりできて一石三鳥です。自分の外に意識を向け、外の美しい景色に見惚れたり、そもそも歩ける体であることに感謝を感じたり。
飽きることは全くありません。

ストレッチ
これもウォーキングと近しいものがありますね。子供の頃は体がそもそも柔らかかったので、何のために運動前のストレッチをするのかその意味がわかりませんでした。
私は小さい頃からずっと水泳を習わせてもらっていたのですが、プールに入る前には必ず30分ほど入念にストレッチをする時間が与えられていました。
小学3年生くらいまでは、もうストレッチなんていいから、早く動こうよ!とうずうずしていた記憶があります。
流石に小4になってからはある程度知識もついていたので、しっかり体を伸ばすようにはなりましたが、それでもつまらないと思っていました。

それが今は、ストレッチ大好き人間になってしまいました。
体の節々が伸びることに喜びを感じます。年寄りみたいですね。でも1日の中で必ず全身をストレッチする時間をとらないと、気持ち悪いと感じるようになってしまいました。今では毎日ヨガとストレッチが日課になっています。

ラジオ体操
ストレッチと同じ。全く意味がないと思っていました。
ところがどっこい、大人になってからしっかりやってみると、全身の筋肉がバランス良く動くのが手に取るようにわかります。
第一体操と第二体操を終える頃には、体がすっかりぽかぽかになって、筋肉がほぐれるのが感じられます。良い運動だと改めて実感しました。

インテリア、調理器具、カトラリー、お皿巡り
子供の頃全く興味がなかったことの一つが、このインテリア系巡り。
スプーンなんて家にあるじゃん!カーテンも今のでいいじゃん!早く帰ろうよ、とか思っていました。
それが今や、好きなデザインや使いやすいもの、素材が良いものやサステイナブルなものか?などいろいろなこだわりを持って、もの選びをしている自分がいます。こだわりがあればあるほど、なかなか収穫はなくても、気に入る食器やインテリアが見つかるまでとことん探し続けるのが楽しいもの。ようやく親の気持ちがわかるようになりました。

特に自分で毎日調理するようになってからは、いかに使いやすい調理器具に出会えるか、持ちやすくて口に含めやすいカトラリーに出会えるかが重要になってきました。料理を作る身としては、せっかく作った料理が映える食器を発掘するのも楽しみの一つです。

最後に、
レストラン巡り
味の違いなんて小さい私にはわかりませんでした。
良い寿司も、中華も、焼き肉も。体験としては記憶に残っていますが、その味を覚えているわけではなく、もちろん感動もしていません。
特にアメリカに住んでいた小学生の頃は、ピザやホットドッグ、フライドチキンがあれば両手を上げて喜んでいたくらいで、、かなり舌が鈍感だったのだろうと思います。
今は、舌がこえてしまったので、料理を食べて感動する閾値も上がってしまいました。
味音痴の子供の時と、美味しいものを食べてきた今と、どっちの方が幸せなのかはさておき。今では私も、美味しいレストラン巡りが大好きになっています。




以上、とりとめもありませんが子供の頃つまらないと感じていたのに今は楽しいことについて記してみました。
みなさんも同じような体験ありますか?

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
良い1日をお過ごしくださいね。

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