昔の失敗を思い出して恥ずかしくなる時

昔から、考えすぎる子どもでした。そして自分の小さな失敗を思い出しては全身が縮み上がるような気持ちになることがしばしばでした。

あんなことを言ってしまった、黙っておけばよかった、とか。
大事な場面なのに、自然に振る舞えなかった、とか。
水泳大会でビリになってしまった、とか。
お友達に挨拶したのに返事がなかった、嫌われたかな、とか。

他人から見たら本当に些細なことで、おそらく誰も覚えていないようなことなのでしょう。でも大学生くらいの頃までは、昔の失敗を思い出しては顔が真っ赤になるくらい恥ずかしい気持ちが湧き起こってくることがしばしばでした。

今は昔ほど人の目を気にしないようにすることができるようになったので、そこまで恥ずかしくなることはありませんが、それでも時折、恥ずかしさの波に溺れそうになることはまだあります。

そんな時に心がけていること、それは、その記憶を一つ一つ忘れ去ることです。

恥ずかしかった思い出を繰り返し思い出すから、余計に記憶に定着していってしまうのです。

ですので今は、その失敗から学べることだけを記憶に留めるようにして、その失敗の記憶自体は成仏させるようにしています。

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ではどうやって手放すのか？

私の場合は、２つの方法で手放しています。
まずは失敗を事細かに紙に書き出してみます。そしてその失敗から学びたいことを別の紙に書き出します。
そうしたら、学びたいことを書いた紙だけ手元に残します。
失敗の詳細を書いた紙は、手でしっかり破って、捨てます！

物理的に手放すので、かなりスッキリします。

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もう一つの方法は、頭の中で行います。（ちょっと風変わりな方法なので、あくまで参考程度にしてください）
あなたは、駅にいます。
電車がきました。
その電車に、自分が忘れたい記憶だけを載せます。
そして、電車が発車したら、その電車が見えなくなるまで電車と、その電車に載せた忘れたい記憶を見送ります。

これは頭の中の出来事なので、全部妄想ですが、結構効き目があると感じています。（山手線に乗せないようにしてくださいね、戻ってきますから）

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どうしても恥ずかしさが強すぎて忘れたい記憶については、このように忘れるように努めていますが、失敗は成長の元。別に恥ずかしく思わなくたっていいんです。そう自分に言い聞かせて、恥も許容できるようになってきました。

みなさんは、昔のことを思い出して恥ずかしい気持ちになることはありますか？そんなときはどうしていますか？

もしよければコメントいただけると嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
良い1日をお過ごしください。