自分は何のために生きているのか
こんにちは。人がその人らしくイキイキと生きるお手伝いをしているコーチのれいこんです。
私は子どもの頃から「人は何のために生きているんだろう?いつか死ぬんだったら特に何もせずに過ごしていても対して変わらないのでは」と思い続けていました。
お風呂に入ってもまた汚れてしまうし、洗濯をしてもまた汚してしまうし、イベントをやっても終わったら終わりだし…。だったらなんで人はみんな一生懸命、何かをやるんだろう?どうせ死ぬのに。どうせ忘れてしまうのに。
今でもそんなことを考えることもあるんですが、そんな疑問を解いてくれた人がいました。それが現在、私が一緒に住んでいる相方です。
相方は私が創業メンバーだった「はてな」の若手エンジニアだったのですが、離婚後にシングルマザーとして中古マンションをリノベして住み始めた時、インターネットの設定をしてもらうのに来てもらったことで仲良くなりました。
最初は当時6歳だった息子を会わせるのに躊躇していたのですが、会うと全力で息子の相手をしてくれて、息子も「一緒にマイクラやスプラトゥーンをしてくれるお兄ちゃん」として思いっきりなついて、離れるのを嫌がるほど仲良くなりました。
やがて一緒に住むようになりましたが、私は年齢的には子どもを産むには難しい時期にあり、一方で彼はまだまだ若かったので「一緒になって良いのかな」という疑問や引け目がありました。それを彼にぶつけてみたところ、彼は言ったのでした。
ほお…。そんな考えがあるのか。さらに一緒に過ごしていると、相方は自分の私利私欲を求めない人であり、常に「一歩引いて」物事を見て動く人でありました。それについても聞いたところ、
ということでした。ほお….。そんな考えがあるのか。
そんな相方と過ごすうちに、人がどうして生きているのか、自分を中心に考えていると行き詰まるけれど、人類の繁栄や進化という切り口あるいは視座の高さで見つめると、一人のちっぽけな自分が生きている意義もなんとなく感じられるようになってきたのでした。
私の行動は、人の進化や種の繁栄に寄与している。
面白い考え方だし、これで生きていこう、と思ったのでした。
私が起業家が好きなのも、社会の当たり前に違和感を感じてコトを起こして変革しようという彼らの変さや行動力に惚れ込むからで、それもやっぱり人の進歩、進化や種の繁栄に関わっていると思えば、辻褄が合います。
そうだ、みんな人の進化や繁栄に関わっているのだ。
そんな視点で自分や仕事や社会の営みを見ると、ちょっと変わってきますよね。生きる意味なんかも変わってきます。
今、私はコーチングを通して、一人一人の人が自分らしく生きる応援をしています。自分らしく生きる人が増えれば、社会全体も良くなる、ひいては人類の進歩、進化や種の繁栄、発展に寄与することができる。
やっぱそこだよなあ〜。と思う今日この頃なのでした。
自分の行動選択の際にも「これは人類進化に寄与することなのか」「全体最適という視点で見てどうなのか」と考えることは、自分自身の成長や自己実現にとっても有効ではないでしょうか。
ということで今日のビールも美味しいです!(木屋町のビール屋さんにて)
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