♯私の詩 違う
違う違うと思いながら
自分の気持ちに無理やり蓋をして
あの日、私は空港のカフェで飛行機を眺めていた
青空の真っ青が
私をどこまでも正直にさせる
飛行機を見ているはずが
飛行機と当たり前にある空のせいで
頭に入ってこない
違う
はっきりと私の中にあるそれは
どうせ正しさなんて知らないくせに
間違いだけは許さない
頑張れないんじゃない
でも頑張らないのでもない
私の中のそれが
久しぶりに耳を傾けてくれているであろう私に訴える
この機会を逃すまいと
まるで私がそれを無視することができないのを知っているかのよう
それはいつも無責任
でも結局私はそれの思い通り
※私の過去の一場面を思い出して作りました。
「私の中のそれ」は私の気持ちのことです。
一応弁解しますが、霊的なものではありません笑
自分が目指している方向が違うということに気づきながらも、なかなか軌道修正ができないでいる私を思い出しました。
私は切り替えが早いところもあるかもしれませんが、それでも一生懸命取り組んでいたことをいったん止めて別の選択をしようとする時はいつも葛藤しています。
その物事がうまく行かなかったからというわけではなく、ただ自分が目指すべき方向ではないという気持ちを優先してきたのですが、それは私のただの都合です。
飽きっぽいとか、逃げだとか、今まで応援してくれた人の気持ちを裏切るんじゃないかとか周りの目が気になってしまうこともあります。
でも結局選択してきました。
それはいつでも自分のことを信じてきたからだけではありません。
自分の中の違和感を抱えたまま、一瞬たりとも時間を過ごすのが嫌だという私のただの我儘です。