♯猫の詩 野良の言い分
猫というのは
そもそも猫であるべきで
家猫とか
野良猫とかいうのは
猫らしくない
そういう分類は
本来であれば
猫によるものではなかったはずなのに
いつの間にか
猫であっても違わない
どうしたものか
猫たるもの
猫らしく
猫たらしめるべきなのに
いつの間にか
どちらの生き方をするか
考えている
そんなのはもう猫ではない
そう私は思うのであります
だから私はもう猫ではない
それでもあなたが私を猫というなら
あえて私はこう言いたい
私は猫ではない
野良だ
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